コオロギレシピグランプリ2025の試食審査会、グランプリ ザ ファイナルを開催しました

コオロギレシピグランプリ2025を開催いたしました。

イベントページ:https://plusmirai.com/recipe-gp/

イベントの概要

本イベントは、お料理、お菓子作りが得意な皆さまに実際にコオロギパウダーをご利用いただき、参加者のみなさまを起点とした情報発信によって、コオロギパウダーを正しく知っていただくことを目的としたレシピコンテストです。

今年は100人の参加、120件のレシピの応募がありました!
ご参加いただいた皆さんありがとうございます。

今年はスポンサーのファインシンター社から提供された焙煎したヨーロッパイエコオロギパウダーと、ナカリ社の米ぬかを食べさせたヨーロッパイエコオロギパウダーを参加者にお配りしました。

 

こちらのイベントの趣旨は以下です。

1.コオロギパウダーを実際に使って食べていただく機会を作る
2.考案したレシピを参加者ご本人のSNSから発信していただくことで、消費者(当事者)の声を発信してもらう。
3.レシピを集積し、コオロギパウダーを使った加工食品への利用可能性を拡大する。

3つのねらいを通して、社会理解の醸成(対話を通じて共感や理解が深まることによって、社会の中に自然と受け入れられていくプロセス)と、他の食材と同様な主流化(他の食材と同様に、個人の判断で食べる・食べないが決められ、研究され、自由に情報が公開・発信される状態)を目指しています。

 

試食審査会・グランプリ・ザファイナルの結果

以下の審査を経て、最も優れたレシピを決定します。

▼一次審査(書面審査)
① オリジナリティがあること
② 家庭で作れるレシピであること
③ コオロギパウダーの食材としての利点を活かしていること

※一次審査で各スポンサー賞(多数)を決定します。その中から、特に優れた10レシピ程度を選定し、グランプリ・ザ・ファイナルで試食審査を行います。

▼ニ次審査 グランプリ・ザ・ファイナル(試食審査)
一次審査の①~③項目に加えて、
④ コオロギパウダーを活かした美味しい料理になっていること

二次審査の審査員のみなさま
・内山昭一先生  
・WoWキツネザルさま
・(株)ファインシンターさま
・ナカリ株式会社さま
・農林水産省 吉田和樹さま
・高崎健康福祉大学 公認スポーツ栄養士 井上瞳さま
・群馬県庁未来投資・デジタル産業課スタートアップ推進室  藤田早苗さま
・タイ大使館  五十君信望さま
・ぐんま次世代産業創出・育成コンソーシアム 伊地知 聡さま
・TAKEO株式会社  TAKEO浅草本店店長 三浦みちこさま

群馬県庁31F GINGHAMで開催いたしました。
今回は公開し一般の方が試食など体験できるブースもご用意いたしました。

 

再現した7品のレシピ

 

厳正なる審査の結果、今年のグランプリは以下のレシピ決定しました。


キムラケント(白蟻専科)さんの応募レシピ

魚を使わないコオロギ冷や汁

 

おめでとうございます!

審査員からは、そぼろと出汁とみそに使われているアイデアや、冷や汁に使うアイデアの評価が高く、多くの審査員からグランプリの推薦がありました。

内山先生からは、「そぼろと出汁とみそのコオロギの風味が三重奏のようなアンサンブルを奏でていて素晴らしい。暑い夏にクーラーの温度を少し上げて冷たい冷や汁を食べると環境も意識できそう。」とコメントがありました。

 

こちらのレシピはTAKEO浅草本店で夏をめどに限定メニューとして販売予定です。
TAKEOの三浦店長からは「こちらのレシピは店舗で再現できそう。コオロギの素揚げをトッピングしてもアクセントになって良さそう」とコメントがありました。

 

環境系エンターテイナーのWoWキツネザルさんにもご参加いただき、3月30日のライブ配信でコオロギレシピGPについて配信していただいています。

https://www.youtube.com/watch?v=w9-cvZHz9NA&t=1984s

 

最後になりますが、今回ご協力いただいたスポンサーのみなさま、ご参加いただいたみなさま、審査にご協力いただいたみなさまに感謝申し上げます。
ありがとうございます。

これからもFUTURENAUTは食用コオロギを正しく理解していただくための事業を進めてまいります。