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カメレオンの餌完全ガイド!おすすめの種類・頻度・与え方まで徹底解説

カメレオンの餌完全ガイド!おすすめの種類・頻度・与え方まで徹底解説

カメレオンの餌について徹底解説していきます。

おすすめの餌の種類や給餌頻度、与え方のコツなど、初心者が安心できる知りたい情報を紹介!

家にあるものでカメレオンの餌として代用できるものなどもお伝えするので参考にしてください。

飯島明宏先生

この記事の監修者

飯島明宏

高崎経済大学地域政策学部・教授 博士

高崎経済大学にて環境データサイエンスを専門に食糧問題から水生昆虫などあらゆる調査・研究を実施。また フードバイオプラス研究会の副会長に就任。 コオロギ食品および飼料原料の安全確保のための生産ガイドライン策定に関わりながら、 FUTURENAUT株式会社の役員として ペット用コオロギ餌の商品開発に尽力。

カメレオンの基本知識

カメレオンの基本知識

「カメレオンってどんな餌を食べるの?」「種類ごとの違いは?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。

この章では、カメレオンを飼育するうえでまず押さえておきたい基本的な知識を整理していきます。

カメレオンの生態について

カメレオンは樹上生活に適応したトカゲの仲間で、最大の特徴は「伸びる舌」で獲物を捕まえる捕食スタイルです。

主食は コオロギやデュビアなどの昆虫。

体長の1.5〜2倍ほどの長さの舌を持ち、わずか0.1秒で餌に命中させることができます。

野生下では主に 昆虫(バッタ、コオロギ、蛾、甲虫など) を食べ、時には小型のトカゲや鳥のヒナを捕食することもあります。

飼育下では、栄養管理のしやすさからコオロギやデュビアが中心ですが、一部の種類では果物や葉物野菜を少量食べることもあります。

また、カメレオンは視覚が優れており、動いている餌にしか反応しないことが多い点も特徴的です。

そのため、冷凍餌や動きのない餌は好まれにくい傾向があります。

パンサーカメレオン・エボシなど種類別の特徴

カメレオンには様々な種類があります。
主な種類とその特徴を挙げてみましょう。

  • パンサーカメレオン
    鮮やかな体色が魅力。大型で食欲旺盛で、成長スピードも速い。
  • エボシカメレオン
    丈夫で飼いやすく、初心者にも人気。雑食傾向があり野菜・果物を口にすることもある。
  • ジャクソンカメレオン
    ツノが特徴。やや神経質で環境変化に弱い。食欲にムラが出やすくこまめな観察が必要。

種類ごとに必要な餌の量やバリエーションは異なりますが、どのカメレオンも コオロギやデュビアのような栄養豊富な昆虫食が必須 となります。

カメレオンの値段相場と購入できる場所

  • 価格相場:エボシは1〜2万円前後、パンサーは5〜10万円以上、ジャクソンは3〜6万円ほど。
  • 購入場所:爬虫類専門店、エキゾチックアニマルのイベント、信頼できるブリーダーからの直販。

価格は種類や模様の美しさによって大きく変動します。

【一覧】カメレオンにおすすめの餌の種類と相場価格

【一覧】カメレオンにおすすめの餌の種類と相場価格

カメレオンを飼育する上で欠かせないのが「毎日の餌選び」です。

種類ごとに栄養価や食いつきの良さが異なり、さらに相場価格や購入単位も違ってきます。

ここでは、カメレオンに適した代表的な餌の種類と、それぞれの相場価格・購入ロットの目安 を詳しく紹介します。

初心者におすすめのカメレオンの餌の選び方

カメレオンにおすすめの餌には様々なものがありますが、基本はコオロギを中心にすること が一番安心です。

栄養バランスが良くサイズ展開も豊富なので、ベビーから成体まで与えやすいため、初心者には特におすすめです。

さらに、動きがありカメレオンが反応しやすいのもメリット。

補助的に、栄養豊富で管理しやすいデュビアを取り入れるのも良いですが、あくまでコオロギが主食で、デュビアはバリエーションを増やす程度に考えるとバランスが良くなります。

表にまとめると以下のとおりです。

餌の種類相場価格購入ロットの目安
コオロギ100匹あたり ¥800〜1,200(サイズによる)小型個体なら50匹単位、大型や複数飼育なら500〜1,000匹単位でまとめ買いが経済的。
デュビア(アルゼンチンモリゴキブリ)100匹あたり¥1,500〜2,500(サイズによる、幼体は安め)30〜50匹から購入可能。
繁殖力が高いので「ブリード用ロット(ペア20匹+幼体100匹)」を導入すると長期的にコストを抑えられる。
シルクワーム(カイコの幼虫)50匹あたり¥1,000〜1,50020〜50匹単位が一般的。
大量購入は難しく、入手時期が限られる場合もある。
ミルワーム100gあたり ¥500〜800(およそ1,000匹前後)50g・100g単位で販売されることが多い。
冷蔵保存で比較的長持ち。
爬虫類用ペレットやゼリー1袋(50〜100g)あたり ¥800〜1,500単品購入が多いが、まとめ買いで割安になる場合あり。

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

コオロギ

最もスタンダードな餌で、動きが活発でカメレオンの捕食欲を刺激します。

ヨーロッパイエコオロギやフタホシコオロギなどの種類があり、小さなサイズ〜大きなサイズまで選べるため、ベビーから成体まで幅広い個体に使えます。

特に、ベビー期は食べる量が多いので、コオロギをまとめ買いするのがおすすめです。

栄養補強のため、カルシウムパウダーのダスティングやコオロギ自体に栄養を与えるガッドローディングを行うのが基本です。

相場価格100匹あたり ¥800〜1,200(サイズによる)
購入ロットの目安30〜50匹から購入可能。
繁殖力が高いので「ブリード用ロット(ペア20匹+幼体100匹)」を導入すると長期的にコストを抑えられる。

また、当店ではこだわりの飼料で育てた新鮮で良質なコオロギを販売しています。

ぜひご利用ください。

デュビア(アルゼンチンモリゴキブリ)

コオロギの次に利用されることが多い餌です。

動きが遅く扱いやすいのが特徴。

栄養価は高めですが、基本はコオロギを中心に与えつつ、バリエーションを増やす目的で補助的に 取り入れるとよいでしょう。

相場価格100匹あたり¥ 1,500〜2,500(サイズによる、幼体は安め)
購入ロットの目安30〜50匹から購入可能。
繁殖力が高いので「ブリード用ロット(ペア20匹+幼体100匹)」を導入すると長期的にコストを抑えられる。

シルクワーム(カイコの幼虫)

高たんぱく・低脂肪で消化にも優しく、嗜好性が高い昆虫です。

食欲が落ちているときや体力回復のサポートとしておすすめ。

ただし、常用ではなく「補助食」や「ごちそう」としての位置づけです。

相場価格50匹あたり¥ 1,000〜1,500
購入ロットの目安20〜50匹単位が一般的。
大量購入は難しく、入手時期が限られる場合もある。

ミルワーム

ミルワームは、ゴミムシダマシという甲虫の幼虫 です。

白っぽく細長い体をしていて、表面は固い殻(キチン質)で覆われています。

脂肪分が多く、消化に負担がかかりやすいため、おやつや食欲刺激用 にとどめるのがベスト。

主食には向かないので注意しましょう。

相場価格100gあたり ¥500〜800(およそ1,000匹前後)
購入ロットの目安50g・100g単位で販売されることが多い。
冷蔵保存で比較的長持ち。

爬虫類用ペレットやゼリー

動く餌を好むカメレオンにはやや不向きですが、栄養バランスが安定していることや保存性が高いことから、補助食や非常時の栄養補給として活用できます

コオロギ中心の給餌にプラスする形で利用すると安心です

相場価格1袋(50〜100g)あたり ¥800〜1,500
購入ロットの目安単品購入が多いが、まとめ買いで割安になる場合あり。

カメレオンの餌は家にあるもので代用できる?

カメレオンの餌は家にあるもので代用できる?

カメレオンを飼っていると、「コオロギやデュビアを切らしてしまった…」という場面に出くわすことがあります。

そんなときに気になるのが「家にある野菜や果物で代用できるのか」という点です。

結論から言えば、カメレオンの主食はあくまで昆虫であり、家庭にある食材は一時的な応急処置にしかなりません。

この章では、代用可能な食材・与える際の注意点・絶対に与えてはいけない危険な食材 を整理して解説します。

レタスやキャベツなどの葉物野菜(応急処置用)

カメレオンは本来、野菜を主食にする生き物ではありませんが、エボシカメレオンなど一部の種類では少量の野菜や果物を口にすることがあります。

どうしても餌昆虫が手に入らないときに限って、レタスやキャベツといった葉物を少しだけ与えるのは可能です。

ポイントは、量と期間を最小限にすること。

新鮮な外葉をちぎって、細長く切ってからケージ内にセットすると、カメレオンが自分のペースでついばむことがあります。

ただし、レタスは水分ばかりで栄養に乏しく、キャベツは体の代謝に悪影響を与える成分を含むため、繰り返し与えるのは危険です。

あくまで非常時のつなぎと割り切りましょう

バナナ・りんごなどの果物の与え方と注意点

果物はカメレオンにとって、味の変化を楽しめる特別なごほうびになります。

バナナなら柔らかくて食べやすく、りんごはシャキッとした食感が刺激になります。

どちらも小さくカットして、ピンセットで少量ずつ与えるのがコツです。

ただし、糖分が高いため毎日の習慣には向きません。

甘い果物ばかり与えていると、昆虫を食べなくなるきっかけになることもあるので、週に1回程度に留めるのがおすすめです。

与えるときは「ちょっとした変化」「体調のチェック」として使うと安心です。

絶対に与えてはいけない危険な食材リスト

カメレオンは人間や犬猫とはまったく違う代謝や消化の仕組みを持っています。

そのため、私たちにとっては安全でも、カメレオンにとっては中毒や消化不良を引き起こす危険な食材が存在します。

ここでは特に注意が必要な食材を紹介します。

アボカドペルシン という成分が嘔吐、呼吸困難、心不全などを引き起こし最悪の場合は命に関わる。
ネギ類(玉ねぎ・にんにく・ニラなど)チオスルフェート という成分が血液を壊して貧血や中毒を引き起こす。
チョコレート・カフェイン類テオブロミンやカフェインが不整脈や痙攣、最悪の場合は死亡に至る危険あり。
柑橘類(レモン・オレンジなど)酸が胃腸に負担をかけ消化不良や嘔吐、口内炎などを起こす可能性がある。
キャベツ・ブロッコリー(過剰摂取に注意)多量に摂取するとカルシウム吸収に悪影響を与え代謝性骨疾患(MBD)の原因になる。
人間用の加工食品(パン・ハム・チーズなど)塩分・油分・糖分が多く消化器系のトラブルを引き起こし、長期的には肝臓や腎臓に負担をかける。
乳製品(牛乳・ヨーグルトなど)下痢や体調不良を引き起こす原因になるため厳禁。
ナッツ・種子類脂肪分が非常に多く消化困難。

カメレオンは繊細な生き物なので、ほんのひと口でも体調を崩すことがあります。

基本は「昆虫だけ」+必要に応じて安全な野菜や果物を少量、それ以外はすべて危険だと思っておいた方が安心でしょう。

【成長段階別】カメレオンの餌の与え方とコツ|量・頻度・タイミングも解説

【成長段階別】カメレオンの餌の与え方とコツ|量・頻度・タイミングも解説

カメレオンは成長の段階によって必要な餌の量や頻度、サイズが大きく変わります。

ベビー期に栄養が不足すれば骨格形成に影響し、逆に成体期に与えすぎれば肥満や病気の原因になります。

そのため、成長段階に合わせて給餌方法を正しく調整することが健康維持のポイントです。

ここでは、カメレオンへの給餌方法と、ベビー・ジュブナイル・成体それぞれの時期における餌の量やサイズ、頻度の目安、注意点などを詳しく解説します。

ピンセット給餌と放し餌が基本

カメレオンに餌を与える方法は、大きく分けて ピンセット給餌放し餌 の2種類です。

  • ピンセット給餌
    ピンセットを使って直接昆虫を差し出す方法。
    食べた数を把握でき、食べ残しも減るため初心者におすすめです。
  • 放し餌
    コオロギやデュビアをケージ内に放して、自分でハンティングさせる方法。
    自然な捕食行動が見られる楽しさがありますが、食べ残しは必ず回収する必要があります。

基本はピンセットで管理しつつ、時々放し餌を取り入れるとバランスが良いです。

食べ残し処理と衛生管理のコツ

放し餌の場合、残ったコオロギやデュビアを放置すると、夜間にカメレオンを噛んだり、ケージ内でフンや死骸が腐って不衛生になります。

カメレオンの健康を守るには、餌をあげるだけでなく食べ残しの管理 もとても大切です。

以下の点に注意しましょう。

  1. 給餌から10〜15分後には食べ残しを必ず回収する
  2. 餌皿やピンセットは毎回洗って清潔に保つ
  3. フンや水滴の溜まりはこまめに掃除してカビや雑菌を防ぐ

ほんの少しの手間で、カメレオンの病気やストレスをぐっと減らせます。

餌やりと片付けはセット、と覚えておくと安心です。

成長段階で異なるカメレオンの餌の量・サイズ・頻度

カメレオンは成長期と成体期で必要な餌の量が大きく変わってくるため、成長段階別の特徴を知っておくことが大切です。

それぞれの餌の頻度、量、サイズなどをまとめると以下のとおりです。

成長段階頻度量の目安サイズタイミングコツ
ベビー期1日2〜3回合計でコオロギ10〜15匹程度/日Sサイズ(頭幅以下)朝・昼が中心小分けにして与える・毎回カルシウム必須
ジュブナイル期1日1〜2回コオロギ・デュビア合計15〜20匹程度/日Mサイズ(頭幅以下)朝中心で、余裕があれば昼に少し追加主食はコオロギ中心+デュビアを補助に
成体・シニア期2〜3日に1回コオロギ10〜15匹、またはデュビア5〜8匹/回M〜Lサイズ(頭幅以下)朝にまとめる与えすぎに注意・水分補給は毎日必須

それぞれ具体的に詳しく見ていきましょう。

ベビー期(生後〜3ヶ月)

小さな体でどんどん成長するベビー期は、こまめに餌を与えるのが大事です。

大きな昆虫は消化できないので、必ず頭幅より小さいSサイズのコオロギや極小デュビアを選びます。

1回にまとめてたくさんあげるよりも、朝と昼を中心に2〜3回に分けて少しずつ与える方が消化に優しく、体への負担も少なくなります。

カルシウム不足は骨の形成に直結するので、必ず粉末をまぶしてから与えるのが基本です。

ジュブナイル期(3〜9ヶ月)

この時期は一番成長が早く、食欲も旺盛になります。

コオロギやデュビアをMサイズに切り替え、1日15〜20匹ほどを目安に与えます。

朝にしっかり、余裕があれば昼に少し追加するくらいがちょうど良いバランスです。

食べる量は個体差がありますが、肥満の兆候が出てきたら量を減らす調整も必要です。

主食はあくまでコオロギを中心にし、デュビアやシルクワームを補助的に使うと飽きずに食べてくれます。

成体・シニア期(9ヶ月〜)

成体になると成長スピードは落ち着き、必要なエネルギーも減ってきます。

ここで子ども時代と同じ量を与えてしまうと、すぐに肥満や内臓疾患につながります。

給餌は2〜3日に1回で十分。コオロギなら10〜15匹、デュビアなら5〜8匹程度を朝にまとめて与えます。

餌のサイズはM〜Lで、頭幅以下を目安に。

食欲旺盛で「もっと欲しい!」とねだる子もいますが、そこに負けずに制限してあげるのが長生きの秘訣です。

水分補給だけは毎日欠かさず行いましょう。

カメレオンの飼育の際の注意点

カメレオンは繊細で環境の変化に弱い爬虫類です。

特に気をつけたいのが 水分・温湿度・ストレス の3つ。

まとめると以下のとおりです。

  • 水分補給:水皿からは飲まないため、霧吹きやドリッパーで葉に水滴を作り、それを舐めさせるのが基本です。
  • 温湿度管理:昼は28〜32℃、夜は20〜24℃、湿度は50〜70%を目安に。温度差と湿度差を意識して調整します。
  • ストレス対策:単独飼育が基本。ケージには隠れ場所を作り、静かな場所に設置しましょう。ハンドリングは必要最低限に。

この3つを守るだけでも、カメレオンの体調を崩すリスクは大きく減らせます。

ハンドリングも最小限位とどめて、静かで落ち着いた空間にケージを置き、カメレオンにとってストレスのない飼育環境づくりを心がけましょう。

カメレオンの餌に関するよくある質問

Q1. カメレオンが餌を食べない時に考えられる原因と対処法は?

昨日までモリモリ食べていたカメレオンが急に食べなくなった、ということはよくあります。
まず確認したいのは 環境の見直しです。
温度や湿度が崩れていないか、水分不足になっていないかをチェックしてみましょう。
引っ越し直後やケージの模様替え直後は、ストレスで一時的に食欲が落ちることもあります。
どうしても改善しない場合は、寄生虫などの可能性もあるので、爬虫類を診てくれる獣医さんに相談してください。

Q2. 与えるコオロギは生きていないとダメですか?

基本は「生きた昆虫」を与える必要があります
カメレオンは動きに反応して捕食するため、死んでいる虫や乾燥したフードでは気づかないことが多いです。
ただし、人工飼料に慣れさせるトレーニングをすれば、一部は食べてくれる個体もいます。

Q3. 夜に餌を与えてもいいですか?

おすすめできません。
カメレオンは昼行性で、夜は体温が下がり消化が進みにくくなります。
夜に与えると消化不良や食欲不振の原因になります。
基本は朝〜昼の時間帯に与えましょう。
詳しくは前述の「【成長段階別】カメレオンの餌の与え方とコツ|量・頻度・タイミングも解説」の章を参考にしてください。

カメレオンに適切な餌を選んで健康に育てよう!

カメレオンに適切な餌を選んで健康に育てよう!

カメレオンの餌について、おすすめの種類や頻度、与え方のコツなどを徹底解説してきました。

本記事のポイントをまとめると以下のとおりです。

  • カメレオンの餌は コオロギやデュビアなどの昆虫がメイン
  • 家にある小松菜やりんごなどは少々ならOKだがあくまで補助的に与える
  • 成長段階に応じて餌を与える頻度や量を調整する必要がある
  • 給餌のタイミングは朝、日露に応じて昼が基本で、夜は消化できないためNG
  • 水分補給・温湿度管理・ストレス対策にも配慮する


こうしたポイントを押さえることで、カメレオンは本来の美しさを発揮し、長く健康に暮らしてくれます。

毎日の餌やりはただの「食事の時間」ではなく、カメレオンとの信頼関係を築き、健康を守る大切な習慣です。

あなたのカメレオンが元気に成長し、色鮮やかな姿を見せてくれるよう、ぜひ今日から実践してみてください!

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ヤモリの餌完全ガイド!家にあるもので代用できる?おすすめの餌と与え方も解説

ヤモリの餌完全ガイド!家にあるもので代用できる?おすすめの餌と与え方も解説

ヤモリ飼育初心者向けに、餌の種類や与え方、栄養管理の基本を詳しく解説します。

餌を与える頻度や注意点を押さえれば、健康で長生きに繋がる飼育が可能です。

本記事では、これからヤモリを育てたい方に役立つ実践的な知識をまとめました。

飯島明宏先生

この記事の監修者

飯島明宏

高崎経済大学地域政策学部・教授 博士

高崎経済大学にて環境データサイエンスを専門に食糧問題から水生昆虫などあらゆる調査・研究を実施。また フードバイオプラス研究会の副会長に就任。 コオロギ食品および飼料原料の安全確保のための生産ガイドライン策定に関わりながら、 FUTURENAUT株式会社の役員として ペット用コオロギ餌の商品開発に尽力。

ヤモリは何を食べる?家にあるもので代用できる?

ヤモリは何を食べる?家にあるもので代用できる?

ヤモリを飼育するとき、最初に多くの飼い主が疑問に思うのが「何を食べさせればいいのか?」という点です。

ペットショップで迎えたばかりの小さなニホンヤモリを前に、「台所にある食材や庭先の虫でなんとかならないの?」と考える人も少なくありません。

ですが、ヤモリの体は私たち人間とはまったく違う仕組みでできており、安易な代用は命に関わることもあるのです。

ここではヤモリの本来の食性や、代用食材の危険性を詳しく解説します。

ヤモリの食性

ヤモリは昆虫食性の爬虫類です。

ニホンヤモリの場合、野生では夜に活動して飛んでくる小型の蛾やハエ、壁にいるクモなどを捕まえて食べています。

彼らは自分の体のサイズに合った獲物を本能的に選ぶことができ、効率よく栄養を吸収しています。

さらに、季節によって食べる虫の種類も変わり、夏は飛翔昆虫、秋は甲虫類、春は小さなバッタなど、環境に応じて柔軟に対応することができます。

つまり、野生下のヤモリは「環境が用意してくれるバリエーション豊かな餌」でバランスを取っているのです。

野生と飼育下で食べる餌の違い

野生のヤモリは、前述のように「身の回りにある多様な餌」を食べることで自然に栄養が補われているのが特徴です。

それに対して飼育下のヤモリは、飼い主が与える餌しか口にできません。

多くの場合、コオロギやミルワームなど特定の昆虫が中心となり、食のバリエーションはどうしても限られます。

野生のように幅広い選択肢がないため、同じ餌ばかりを与えていると栄養が偏りやすくなるのが大きな違いです。

家にある食材は与えてよい?

結論から言えば、家庭にある食材での代用はNGです。

パンやご飯、果物などを口にすることはあっても、ヤモリの体はそれを消化できるようにはできていません。

無理に与えると消化不良を起こし、体調を崩す原因になります。

また「庭で捕まえた虫をあげてみよう」と考える人もいますが、これもおすすめできません。

農薬や寄生虫を持っている可能性があり、かえって危険だからです。

とくにニホンヤモリのように体の小さい種は、ほんのわずかな毒素でも命に関わることがあります。

安心して与えられるのは、ペット用に管理された餌用昆虫や人工フードだけと覚えておきましょう。

ヤモリに必要な栄養素と役割

ヤモリの成長と健康に欠かせないのが、タンパク質、カルシウム、ビタミンD3、そして適度な水分です。

タンパク質は筋肉や臓器の維持に、カルシウムは骨格や卵殻形成に役立ちます。

ビタミンD3はカルシウム吸収を助け、健康な骨を保つために欠かせません

水分は直接飲むこともありますが、主に餌や霧吹きされた環境から取り入れます。

ヤモリにおすすめの餌の種類

ヤモリにおすすめの餌の種類

「結局どんな餌を用意すればいいの?」という疑問は、初心者にとって大きな壁です。

ここではコオロギをはじめとした代表的な生き餌と、その代替手段を詳しく紹介します。

  • コオロギ
  • ミルワーム
  • デュビア
  • 人工飼料・ペーストフード

それぞれ扱いやすさや特徴を踏まえながら詳しく紹介していきます。

コオロギ(イエコオロギ・フタホシコオロギ)

コオロギはヤモリの餌として定番中の定番です。

代表的なものとしてイエコオロギとフタホシコオロギの2種類が挙げられます。

それぞれの特徴をまとめると以下のとおりです。

イエコオロギフタホシコオロギ
・においが少なく繁殖させやすい
・寿命が長めで管理しやすい
・栄養バランスが比較的良い
・動きがゆるやかで捕食されやすい
・栄養価がやや高いとされる
・寿命が短くにおいが強め

また、与える際に最も注意すべきはサイズです。

ヤモリは自分の頭幅より大きな餌を飲み込めません。

ベビー期ならピンヘッドサイズ、ジュブナイルなら2〜3齢程度、アダルトなら成虫でも大丈夫ですが、体格に合わせて慎重にサイズ選びをしましょう

さらに上級者であれば、コオロギを自宅で繁殖させて安定供給している方もいます。

繁殖用ケースを用意すれば、購入コストを抑えながら長期的に餌を確保できますが、温度や湿度管理、鳴き声やにおい対策などの課題もあります。

おすすめの餌用コオロギ

当店では、こだわりの飼料で栄養豊富に育てた良質なヨーロッパイエコオロギを販売しています。

屋内の清潔な環境で徹底した品質管理を行っているため、安心安全な商品です。

小さなピンヘッドからLサイズまで、幅広いサイズが揃っているのもおすすめポイント

ヤモリの成長段階に合わせて選ぶことができ、飼育初心者から上級者まで幅広くご利用いただいています

通販で対応しているため、必要なときにすぐ補充できるのも大きなメリットです。

ミルワーム

ミルワームは「食いつきの良さ」が魅力の餌です。

多くのヤモリが夢中で食べますが、脂肪分が多いため常用には不向きです。

与える際は以下の点に注意しましょう。

  • 外皮(キチン質)が硬く消化不良を起こすリスクがある
  • 頭部を潰して与えると安全性が高まる
  • 栄養が偏りやすいので補助的に使う

管理面では非常に優秀で、冷蔵庫に入れておけば成長を止められ、数週間単位でストック可能です。

忙しい飼育者にとっては扱いやすい選択肢といえます。

デュビア

デュビアは栄養価が高く、飼育も容易で繁殖させやすいことから人気が高まっています。

  • 高タンパク・低脂肪で健康的
  • においが少なく、逃げても飛ばないので管理が楽
  • プラケースに卵パックやコルクを入れて飼育すれば繁殖可能

ただしデュビアは体がやや大きめなので、ニホンヤモリのような小型種には不向きな場合があります

逆にレオパードゲッコーやトッケイなど中型以上のヤモリには最適です。

繁殖には25〜30℃前後の温度が必要で、冬場はヒーターが欠かせません。

人工飼料・ペーストフード

最近は人工フードの種類も増え、選択肢の幅が広がっています。

コオロギ100%を固めたペーストタイプや、水で溶いて与える粉末タイプなどがあります。

人工フードのメリットをまとめてみましょう。

  • 虫を飼育する必要がなく管理が楽
  • 栄養バランスが計算されている
  • 常温保存が可能な商品もありストックしやすい

一方でデメリットもあります。

すべてのヤモリが好んで食べるわけではなく、嗜好性に差があるため「食べる個体・食べない個体」に分かれます。

最初は生き餌に混ぜたり、匂いづけをして徐々に慣らしていくとスムーズに導入できます。

特に、当店のコオロギペースト・ミンチ「むしーの ひゃくぱ」は、人工フードのそうした弱点に焦点を当てて開発しているため、非常に嗜好性が高いことで好評です。

ぜひ試してみてください。

詳しくは、以下のボタンをクリック!

【成長段階別】ヤモリの餌の与え方と注意点

【成長段階別】ヤモリの餌の与え方と注意点

ヤモリは成長段階によって必要な餌の量や種類が大きく変わります。

同じ与え方を続けると、肥満や栄養不足につながることもあるため注意が必要です。

ここではベビー期からアダルト期まで、それぞれに適した与え方を詳しく解説します。

ベビー期|餌の大きさと与える頻度

ベビー期は成長が著しく、毎日の給餌が欠かせません。

  • 頭幅より小さい虫を与えるのが鉄則
  • 1日1〜2回、夜に少量をこまめに与える
  • ピンヘッドコオロギや小さなハニーワームが適している

失敗例としてよくあるのが「大きすぎる餌を与えて喉につまらせる」ケースです。

特に初めて飼育する人は「食べられるだろう」と大きなコオロギを入れてしまいがちですが、これが命に関わることもあります。

必ずベビー向けサイズの小さなコオロギや、小さいミルワームを選びましょう。

当店では、孵化直後のヤモリにも与えられるピンヘッドサイズのイエコオロギも用意しています

ぜひご利用ください。

ジュブナイル期|必要な栄養バランスと給餌サイクル

体が安定し始めるジュブナイル期は、2日に1回を目安に夜に給餌します。

  • 骨格形成にカルシウムが必須
  • コオロギにカルシウムパウダーを軽くまぶす習慣をつける
  • 栄養バランスを意識し、同じ餌ばかりに偏らないよう注意

この時期は「食欲が急に落ちる」ことも珍しくありません。

そんなときは餌をピンセットで動かして捕食本能を刺激したり、照明を少し落として自然な環境を再現すると食べてくれることがあります。

また、カルシウムを効率的に与える方法としては「ダスティング」が一般的です

昆虫にパウダーをまぶすだけで簡単に補給できるため、ベビー期にもぜひ取り入れたい方法です。

さらに「ガットローディング」と呼ばれる方法もあり、餌用昆虫自体に栄養価の高い餌を与えてからヤモリに食べさせるのも効果的です。

カルシウムやビタミンの補給は「どのくらいの頻度で行うか」も重要なポイントです。

一般的には毎回の給餌で軽くまぶすのが理想ですが、週に2〜3回でも最低限の効果があります。

逆にパウダーを厚くまぶしすぎると嗜好性が落ち、餌を拒否してしまうこともあります。

失敗を避けるためには「ほんのり白くなる程度」を意識しましょう。

アダルト期|適量の目安と与えるタイミング

アダルト期になると、成長が落ち着き消費エネルギーも安定してくるため、2〜3日に1回の給餌で十分です。

  • 尾の太さや体型を観察し、肥満を防ぐ
  • 夜行性に合わせ、夕方から夜に与える
  • 食べ残しは必ず取り除く

肥満のサインとしては「尾が極端に太くなる」「お腹が丸く膨らむ」などがあります。

ヤモリは小食でも健康に過ごせるため、むしろ控えめに与える方が安心です。

また、ヤモリは夜行性なので、夕方から夜にかけて餌を与えるのがベストです。

自然な生活リズムに合わせることでストレスが減り、食欲も安定します。

ヤモリが餌を食べないときの対処法

ヤモリが餌を食べないときの対処法

ヤモリが突然餌を食べなくなるのは、飼育者にとって非常に不安な出来事です。

ですが、必ずしもすぐに命に関わるとは限りません。

まずは落ち着いて原因を切り分け、一つずつ改善していくことが大切です。

ここでは代表的な原因と、その対処法をより詳しく紹介します。

環境要因(温度・湿度・隠れ家不足)

ヤモリは温度や湿度に敏感な生き物です。まずは飼育環境の見直しをしましょう。

温度や湿度、隠れ家の有無が合っていないと、ヤモリは食欲よりも「身を守ること」を優先します。

数値とレイアウトを整えるだけで、食いつきが戻るケースは多いです。

温度

25〜28℃を下回ると代謝が落ち、消化不良から食欲不振につながります。

冬場は特に注意が必要で、パネルヒーターやシートヒーターを活用すると安定します

湿度

50〜70%を保つのが理想。

湿度が低すぎると脱皮不全になり、ストレスで餌を食べなくなるケースもあります。

定期的な霧吹きや、湿度を維持できる床材(ヤシガラ・ミズゴケ)を利用すると効果的です。

隠れ家

安心できる場所がないと、ヤモリは常に緊張状態に置かれて餌を口にしません。

流木やシェルターを複数配置し、「逃げ場」を確保することがポイントです。

健康面(病気や脱皮不全の影響)

餌を食べない原因は、健康トラブルの場合もあります。

元気そうに見えても、口内炎や寄生虫、脱皮不全が食欲を奪っていることがあります

便や口の中、指先の皮の残りなど“サイン”を確認しましょう。

寄生虫

野外採取の虫や不衛生な環境から感染することがあります。

便の状態がいつもと違う場合は要注意です。

口内炎・口腔内の異常

口の中が赤く腫れていたり、白いカビ状のものが見られる場合は炎症の可能性があります。

脱皮不全

指先や尾に皮が残ると違和感から食欲が落ちます。

湿度管理を見直し、重度なら獣医師の介助が必要です。

健康面が疑われるときは、自己判断せずに爬虫類対応の病院で診察を受けた方が安心です。

ストレス・慣れによる拒食

環境変化による一時的なストレスで食欲が落ちることもあります。

引っ越し直後やレイアウト変更など、環境の変化はヤモリに強いストレスを与えます。

  • 新しいケージに移した直後
  • レイアウトを大きく変えたとき
  • 他のペット(犬や猫)の存在に驚いたとき

こうした場合は無理に餌を与えず、落ち着くまで様子を見守りましょう。

静かな場所と複数の隠れ家を用意して、まずは安心感を取り戻させ、落ち着けば自然と食欲も戻ります

ただ、こうした通常の拒食は数日で解消されますが、1週間以上続く場合は工夫が必要です。

まずは餌の種類を変えてみましょう。

普段はコオロギを食べない個体でも、ミルワームや人工フードなら食いつくことがあります

また、大きすぎる餌は口にしないため、必ず頭幅より小さいサイズを選ぶことも大切です。

ピンセットで軽く動かして捕食本能を刺激すると食欲が戻ることもありますし、どうしても食べない場合は短期間の絶食で自然に回復するケースもあります。

焦らず段階的に工夫することが大切です。

飼い主が確認すべきチェックリスト

原因を1つに決めつけず「環境→健康→ストレス」の順にチェックするのがコツ

温度・湿度・隠れ家、餌のサイズ、体調サインを短時間で確認しましょう。

チェックリストをまとめてみましょう。

  • 温度は25〜28℃に保たれているか
  • 湿度は50〜70%を維持できているか
  • 隠れ家やシェルターは十分にあるか
  • 餌のサイズはヤモリの頭幅より小さい
  • 病気や脱皮不全の兆候は見られないか

問題点が絞れれば対処はシンプルになります。

落ち着いて判断しましょう!

ヤモリの飼育管理と健康維持のポイント

ヤモリの飼育管理と健康維持のポイント

ヤモリを健康に育てるには、餌だけでなく飼育環境全体のバランスを考えることが大切です。

温度・湿度管理と適切なケージ環境

ヤモリは変温動物であるため、周囲の温度や湿度に大きく左右されます。

日中は25〜28℃前後を目安に保ち、夜間はやや下げることで自然な生活リズムに近づけることができます。

湿度は50〜70%を維持するのが理想で、定期的に霧吹きをして脱皮を助けてあげましょう。

また、シェルターや流木など隠れ場所を複数用意しておくと、ストレスを減らし安心して過ごせます

栄養不足で起こりやすい病気

ヤモリは、カルシウムが不足すると骨が柔らかく変形してしまう「くる病」を発症することがあります。

重症になると自力で動くことさえ困難になるため、早期の予防が欠かせません。

さらに、乾燥した環境では「脱皮不全」が起きやすく、皮膚が残ってしまうことで指先や尾が傷んでしまうこともあります。

こうしたトラブルは日々の環境調整で大部分を防ぐことができます。

定期的な観察と早期異常発見のコツ

ヤモリの健康管理で最も大切なのは、毎日欠かさず観察することです。

食欲の有無や排泄物の色と形、皮膚の状態などを確認し、普段との違いがあればすぐに記録しておきましょう。

観察ノートをつけておくと変化が明確になり、小さな異常にも早く気づけます。

わずかな変化を察知できるのは飼い主だけであり、その気づきが命を守る第一歩となります。

ヤモリの餌に関するよくある質問

ヤモリの餌に関するよくある質問とその回答を紹介します。

悩んでいることや疑問に思っていることがある方は参考にしてください。

Q1. ヤモリの餌はどこで購入するのが良いですか?

ペットショップや爬虫類専門店、通販サイトで購入できます。
特に通販はサイズを選びやすく、冷凍餌や人工フードもそろっているので便利です。

Q2. ヤモリの餌代はどれくらいかかりますか?

1匹あたりで計算すると月¥1,000〜2,000程度です。
人工フードを併用すればコストを下げられることもあります。

Q3. 食べ残した餌や餌用コオロギはどうしたらいいですか?

食べ残しをケージに放置すると、コオロギが逆にヤモリを噛んで怪我をさせたり、不衛生になってダニやカビの温床になったりする危険があります。
必ず取り除いて清潔を保ちましょう
また、餌用コオロギはヤモリと同居させず、別容器で管理するのが基本です。
通気性を確保したケースに入れ、ニンジンや野菜を与えることで栄養価を高められます。
健康的に管理されたコオロギを与えることで、ヤモリの栄養状態も安定します

給餌を工夫してヤモリの健康管理をしよう!

給餌を工夫してヤモリの健康管理をしよう!

ヤモリの餌について、おすすめの餌や与え方などを解説してきました。

本記事のポイントをまとめると以下のとおりです。

  • ヤモリは昆虫食であり家庭の食材では代用不可
  • コオロギやミルワーム、人工フードを状況に合わせて使い分ける
  • 成長段階に合わせて餌のサイズと頻度を調整する
  • 拒食の原因は環境・健康・ストレスに分けて確認する
  • 温度・湿度管理と観察習慣が健康維持につながる

ヤモリにとって餌の種類や与えるタイミングは、健康を守るうえでとても重要です。

コオロギやミルワームといった生き餌に加え、人工フードを上手に活用することで、栄養バランスを整えることができます。

さらに、成長段階に合わせてサイズや頻度を調整すれば、丈夫で元気なヤモリに育ってくれるでしょう。

この記事を参考に、あなたの飼育環境に合った最適な餌の与え方を見つけ、ヤモリとの生活を安心して楽しんでください!

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トカゲの餌は何を与える?種類・頻度・栄養管理の基本まとめ|初心者必見

トカゲの餌は何を与える?種類・頻度・栄養管理の基本まとめ|初心者必見

トカゲの餌選びを完全解説します。

昆虫・野菜・人工フードの種類や与え方、年齢別のおすすめ餌、栄養管理、食べない時の対処法まで詳しく紹介!

初心者でも安心してトカゲの健康管理ができます。

飯島明宏先生

この記事の監修者

飯島明宏

高崎経済大学地域政策学部・教授 博士

高崎経済大学にて環境データサイエンスを専門に食糧問題から水生昆虫などあらゆる調査・研究を実施。また フードバイオプラス研究会の副会長に就任。 コオロギ食品および飼料原料の安全確保のための生産ガイドライン策定に関わりながら、 FUTURENAUT株式会社の役員として ペット用コオロギ餌の商品開発に尽力。

トカゲの餌の基礎知識

トカゲの餌の基礎知識

トカゲを飼い始めるとき、まず最初に直面する疑問が「何を食べさせればいいのか」という点です。

哺乳類や犬猫のように決まったフードが流通しているわけではなく、種類によって食性が大きく異なるのがトカゲの特徴です。

正しい餌選びと栄養管理を行うことが、長生きで健康な飼育生活の第一歩となります。

ここではトカゲの食性の違いや、欠かせない栄養素を整理していきましょう。

トカゲの種類別の食性の違い

トカゲは大きく分けて 昆虫食・雑食・草食 の3タイプに分類されます。

  • 昆虫食タイプ:レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)、ニシアフリカトカゲモドキなど。主にコオロギやデュビアを食べ、野菜はほぼ口にしません。
  • 雑食タイプ:フトアゴヒゲトカゲが代表的。ベビー期は昆虫中心ですが、成長するにつれて野菜を多く食べるようになります。
  • 草食タイプ:グリーンイグアナやサバンナモニターの一部は、野菜や果物を主食にします。

上記のように、トカゲとひとことで言っても、その食性は多岐にわたります。

たとえば、フトアゴヒゲトカゲのように雑食性で昆虫も野菜も食べる種類がいれば、レオパードゲッコーのようにほぼ昆虫食に特化している種類も存在します。

逆に、イグアナは草食性が強く、野菜や葉物を中心に与えることが求められます。

飼っているトカゲがどのタイプに当てはまるのかを理解することが正しい飼育の第一歩になります。

健康維持に欠かせない栄養素

どの種類においても共通して大切なのが、タンパク質・カルシウム・ビタミンです。

昆虫食のトカゲにとって、タンパク質は成長や代謝に欠かせない要素であり、カルシウムは骨格の形成や、卵を産むメスにとって必須の栄養素です。

また、野菜や果物にはビタミン類が多く含まれているため、偏食にならないよう補助的に取り入れていくとよいでしょう。

例えば、タンパク質が必要だからといっても、たくさん与えすぎるのはよくありません。

それぞれの栄養素のバランスを考えて与えることが大切です。

いくつか注意点をまとめてみます。

  • タンパク質は成長期の体づくりに必須だが、与えすぎると肥満や肝臓疾患の原因にもなるため注意が必要
  • カルシウム:リン=2:1 が理想とされ、この比率が崩れると「クル病」と呼ばれる骨の病気を引き起こす
  • ビタミンD3はカルシウム吸収に不可欠で、紫外線ライト(UVBライト)と併用して初めて効果を発揮する

トカゲは何を食べる?おすすめの餌の種類と特徴

トカゲは何を食べる?おすすめの餌の種類と特徴

実際に日常的に与えられる餌の種類を理解しておくことは、飼育の安心につながります。

ここでは昆虫や人工飼料、野菜や果物など、トカゲに適した餌の特徴を詳しく見ていきましょう。

それぞれの餌の特徴を理解すれば、日々の給餌もぐっとスムーズになりますよ。

コオロギ・デュビアなどの昆虫系

最も一般的なのはコオロギやデュビア(ゴキブリの一種)といった昆虫です。

動きがあるため捕食本能を刺激し、栄養価も高くトカゲが好んで食べる傾向があります。

適しているペット:レオパードゲッコー、ニシアフリカトカゲモドキ、フトアゴヒゲトカゲ(ベビー・ジュブナイル)、トッケイヤモリなどの昆虫食・雑食種

コオロギの特徴

コオロギの特徴

​​コオロギには「イエコオロギ」と「フタホシコオロギ」の2種類があります。

  • イエコオロギ:小型で動きが速く、消化が良い。初心者向け
  • フタホシコオロギ:栄養価が高いが、臭いが強めで飼育がやや難しい。

当店では新鮮で良質なイエコオロギを販売しています。

ベビーにも向くSSSサイズから成虫のLサイズまで幅広く用意しているのでぜひご利用ください。


デュビアの特徴

デュビア(アルゼンチンフォレストローチ)は脂肪分が抑えめで、カルシウム含有量も比較的高いことから、主食にしやすい昆虫といえるでしょう。

動きが遅く栄養価が安定しており長寿命な点がメリットです。

繁殖も簡単なので人気がありますが「ゴキブリ」を家で管理するという点でハードルを感じる方も少なくありません。

ミルワーム・ローチ

ゴミムシダマシ科の幼虫である「ミルワーム」やゴキブリの一種である「ローチ」も人気があります。

ただ、ミルワームは脂肪が多く、与えすぎると肥満や肝臓への負担が増える可能性があります。

そのため、おやつや補助的な餌として利用するのが理想的です。

ローチは種類によって栄養バランスが異なるため、複数の餌をローテーションすることで偏りを防げます。

適しているペット:レオパードゲッコー(食いつき向上に)、フトアゴヒゲトカゲ(補助的に)、トッケイヤモリ、コーンスネークなどの小型爬虫類の補助食として。

ペレットなどの人工飼料

人工飼料(ペレットやパウダータイプ)は、栄養が計算されて作られているため非常に便利です。

野菜や昆虫を用意できないときや、旅行などで飼い主が不在のときにも活躍します。

ただ「慣れないと食べない」という難点があります。

ふやかして匂いを強めたり、昆虫にまぶして与えることで食べ慣れさせる工夫が必要です。

すべてのトカゲが人工飼料を好んで食べるわけではないため、徐々に慣らしていく必要があります

また、嗜好性や栄養吸収の観点から見て、人工飼料だけで育てようとするよりも、昆虫や野菜を併用した方が安心でしょう。

適しているペット:フトアゴヒゲトカゲ、グリーンイグアナ、リクガメ類など雑食・草食寄りのトカゲ。レオパは嗜好性が低めだが、慣らせば一部で利用可能。

野菜・果物

雑食や草食のトカゲには、小松菜やサニーレタスといった葉物野菜がよく使われ、にんじんやかぼちゃなどもビタミン補給に有効です。

一方、果物は糖分が高いため、与えすぎには注意が必要ですが、食欲が落ちている時期にはおやつ代わりに便利に使えます。

昆虫食のトカゲには、身近にある野菜、果物などは補助的に使いましょう。

ただ、注意が必要なものもあるため、与えてよいものとよくないものを把握しておくことが大切です。

例えば以下のようなものは与えてもよい食材です。

  • 葉物野菜:小松菜、チンゲン菜、サニーレタス(レタスは栄養価が低いため注意)
  • 根菜:ニンジン、カボチャ、サツマイモ(細かく刻んで与える)
  • 果物:リンゴ、バナナ、マンゴー(糖分が高いので少量)

適しているペット:フトアゴヒゲトカゲ(成体)、グリーンイグアナ、サバンナモニターなど雑食・草食性トカゲ。果物は嗜好性が高いので食欲不振時に有効。

また、野菜・果物以外の家にある食材が代用できるかどうかは後述するので参考にしてください。

冷凍餌や代替フードの活用

冷凍コオロギや冷凍マウスなどもトカゲの餌として有効です。

保存性に優れているため、昆虫のストックに不安を感じる人には心強い選択肢。

また、最近では「コオロギペースト」などの加工品も登場し、人工飼料とのハイブリッド利用が広がっています。

飼育者の生活スタイルに合わせて取り入れましょう。

適しているペット:フトアゴヒゲトカゲ(冷凍コオロギやペーストフード)、レオパードゲッコー(冷凍昆虫を慣らせば可)、大型種(冷凍マウスやラット)。

また、当店の人工飼料「むしーのひゃくぱ」は、嗜好性の高さと便利さを両立した人気商品です。

ぜひチェックしてみてください!

初心者向け|トカゲの餌選びのポイント

初心者向け|トカゲの餌選びのポイント

初心者にとって餌選びはもっとも悩みやすい部分です。

「よく食べるから安心」と思って与え続けた結果、肥満や栄養不足に陥るケースも珍しくありません。

ここでは初心者が知っておくべき、餌選びの基本的な考え方と注意点を紹介します。

まとめると以下のとおりです。

  1. 食性に合った餌の種類を選ぶ
  2. 主食と補助食を区別する
  3. 餌のサイズは頭幅以下に

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. 食性に合った餌の種類を選ぶ

前半で紹介したように、トカゲは種類によって食性が異なります。

例えば、レオパードゲッコーのような昆虫食タイプに野菜を与えても食べませんし、逆に草食系であるイグアナに昆虫を与えると体調を崩してしまいます。

まずは、自分の飼っているトカゲが昆虫食なのか雑食なのか、または草食なのかをしっかりと確認することが大切です。

2. 主食と補助食を区別する

トカゲは、ミルワームや果物は喜んで食べますが、脂肪や糖分が多く栄養が偏りやすいため、主食ではなく補助食として扱わなければなりません。

あくまでも主食はコオロギやデュビア、野菜などで、嗜好性の高いものはおやつ程度にとどめましょう。

3. 餌のサイズは頭幅以下に

大きな餌は消化不良や拒食の原因になります。

基本ルールは「餌はトカゲの頭幅以下」。

ベビー期は特に小さめサイズを意識する必要があります。

上記の3つをポイントに餌選びをすることで、飼育しているトカゲに合った給餌が可能になります。

特に初心者がつまずきやすいのは「トカゲの種類ごとの適切な餌を理解していない」ことと「栄養バランスの偏り」です。

安易に人間の食べ物などを与えるのは避け、必ずトカゲの種類に適した餌を用意しましょう。

また、昆虫食や雑食のトカゲを飼育している場合、昆虫だけでなく人工飼料や野菜を組み合わせることで、与える側の負担も軽減できます。

家にあるもので代用できる餌はある?

家にあるもので代用できる餌はある?

餌を切らしてしまったとき、手元にある食材で一時的に代用できるかどうかは初心者がよく気にするポイントでしょう。

結論から言えば、前述のように、昆虫食や雑食のトカゲでも一部の野菜や果物は使用可能ですが、常用には向きません

ここでは、一時的な代用餌という前提のもと、野菜や果物、人間用の食品について安全性と注意点を詳しく整理します。

野菜には注意が必要なものがある

野菜は安全なものと注意が必要なものがあります。

小松菜やチンゲン菜などは安全に与えられます。

必ずよく洗ってから細かく刻み、食べやすい大きさに調整してあげましょう。

一方、ほうれん草やブロッコリーは、シュウ酸を多く含み、カルシウム吸収を妨げるため控えめにしましょう。

果物はおやつ代わりに使える?

バナナやリンゴなどは少量であればおやつとして利用可能

食欲不振時にも活躍してくれるでしょう。

ただ、糖分が高いので、肥満や消化不良に注意が必要です。

すりおろして与えると消化吸収が良くなります。

卵やハムは代用餌になるのか

卵黄はタンパク質と脂質を多く含み、昆虫食や雑食のトカゲにとってエネルギー源になります。

緊急時に一時的な代用として茹で卵の黄身を少量だけ使うことは可能です。

ただ、消化に負担がかかることがあり、日常的に与えると肝臓に負担を与えるリスクがあります。

また、ハムやソーセージなどの加工肉は、塩分・脂肪・添加物が非常に多く含まれています。

卵と同様にうまく消化できないばかりか、中毒の危険にも繋がるため与えないようにしましょう。

草食のトカゲにはNGです。

人間用に味付けされた加工品は、基本的にすべて与えてはいけません。

パンやご飯など人間用の食品はNG!

パンやご飯は、トカゲ飼育で最も避けるべき餌のひとつです。

炭水化物中心で栄養が偏り、トカゲにとっては腸に負担がかかり消化不良の原因となります。

人間用の食品を常用することは避けてください。

【成長段階別】トカゲの餌の与え方と管理のポイント

【成長段階別】トカゲの餌の与え方と管理のポイント

トカゲのライフステージに応じて、与える餌の量や内容は変化します。

さらに「昆虫食」「雑食」「草食」といった食性の違いによっても与え方が大きく異なるため、両方の視点を意識することが大切です。

ここでは ベビー期・ジュブナイル期・成体期・シニア期 の4段階に分け、それぞれをタイプ別に整理します。

ベビー期|頻度と栄養をしっかり確保

トカゲの成長がもっとも速い時期で、体の基盤を作る大切な段階です。

この時期に栄養が不足すると後々の発育に影響が出るため、こまめな給餌とカルシウム補給が欠かせません。

昆虫食トカゲ(レオパードゲッコーなど)

毎日2〜3回、小さなコオロギやデュビアを中心に与えます。

カルシウムパウダーを必ず添加し、紫外線ライトが不足する環境ではビタミンD3補給も欠かせません。

雑食トカゲ(フトアゴヒゲトカゲなど)

昆虫7割・野菜3割が目安。

動きのある昆虫を捕食することで成長が促されるため、コオロギを中心に与えつつ、葉物野菜を少量から慣らしていきましょう。

草食トカゲ(グリーンイグアナなど)

小松菜やチンゲン菜など柔らかい葉物を細かく刻んで毎日与えます。

カルシウム補給を徹底し、繊維が多すぎる野菜は控えましょう。

ジュブナイル期|バランス重視の食事と給餌サイクル

ベビー期を過ぎて少し落ち着き始める時期ですが、依然として成長が続くため食事管理が重要です。

昆虫ばかりに偏らないよう、野菜や人工飼料を組み合わせ、栄養のバランスを意識しましょう。

昆虫食トカゲ

給餌は1日1回に切り替え、成長に合わせて昆虫のサイズを大きくします。

昆虫の種類をローテーションして偏食を防ぎましょう。

雑食トカゲ

昆虫と野菜を半々にします。

週5〜6回の給餌で十分。栄養バランスを整えるため、人工飼料を少量取り入れるのも有効です。

草食トカゲ

毎日、複数種類の野菜を組み合わせて与えます。

色の濃い葉物(ケールなど)やβカロテンを含む野菜(ニンジン、カボチャ)を取り入れると効果的です。

成体期|草食中心への切り替えと管理方法

体が完成に近づき、エネルギーの使い方も安定してきます。

食べすぎは肥満の原因になりやすいため、成体期には餌の量と頻度を調整し、特に雑食タイプでは野菜中心の食事にシフトすることがポイントです。

昆虫食トカゲ

給餌は2〜3日に1回で十分。

脂肪分が多いミルワームは控えめにし、栄養強化したコオロギやデュビアを中心に与えましょう。

雑食トカゲ

野菜7割:昆虫3割を目安に与えましょう。

肥満防止のため昆虫は少なめに。

週3〜4回の給餌で健康を維持できます。

草食トカゲ

野菜7〜8割、果物は1割以下。

果物の与えすぎは糖分過多の原因になるため注意が必要です。

繊維質の多い野菜を中心に与えましょう。

どの種類のトカゲも肥満防止がポイントとなってくる時期です。

シニア期|消化しやすい食材と与え方の工夫

シニア期は噛む力や消化能力が落ちてくるため、柔らかい昆虫や細かく刻んだ野菜を中心に与えます。

果物ピューレを少量与えるのもおすすめです。

消化の負担を軽減する工夫が長寿につながります。

昆虫食トカゲ

消化力が落ちるため、小さめで柔らかい昆虫を少量だけ与えます。

人工飼料やペーストフードを補助的に使うと負担が少ないでしょう。

雑食トカゲ

柔らかい葉物野菜を中心にし、昆虫はごく少量に抑えます。

食欲が落ちた場合は果物を少し利用しても良いでしょう。

草食トカゲ

細かく刻んだ野菜や柔らかい葉物を与えます。

繊維が強い野菜は避け、消化の負担を軽減するよう配慮しましょう。

果物は食欲増進の補助に少量だけ使うのがおすすめ。

給餌の基本テクニック

昆虫食、雑食のトカゲに昆虫を給餌する際には、ピンセットで与える方法(ピンセット給餌)と手で直接与える方法(ハンドフーディング)があります。

ピンセットで与える方法は、安全で飼い主の手を噛まれるリスクも減ります。

また、慣れてくればハンドフィーディングも可能ですが、急がず信頼関係を築くことが大切です。

一方、野菜を与えるときには細かく刻むことが重要。

大きなサイズのまま与えると、食べないことも多いため注意しましょう。

給餌のベストタイミングと頻度の目安

トカゲは昼行性の種類と夜行性の種類がいます。

昼行性の場合は、日中の活動が活発な時間帯に与えるのが理想です。

朝から昼にかけて給餌すると、消化もスムーズに進みます。

一方、夜行性のトカゲであれば、夕方以降に与えるようにしましょう。

レオパードゲッコー、ニシアフリカトカゲモドキ、トッケイヤモリなどは夜行性、フトアゴヒゲトカゲ、グリーンイグアナ、サバンナモニターなどは昼行性です。

食べ残しを処理する時の衛生ポイント

残った昆虫や野菜を放置すると腐敗や細菌の温床になります。

必ずその日のうちに片付け、ケージ内を清潔に保ちましょう

特に、昆虫の場合には放置するのは危険です。

昆虫が逆にトカゲをかじることもあるため、片付け忘れないよう注意が必要です。

トカゲの餌に関するよくある質問

給餌の基本テクニック

飼育者が必ず一度は直面する「餌に関する疑問」をまとめました。

食欲不振のときの対応や、コスト面での目安など、実際の飼育で役立つ回答を紹介します。

Q1. トカゲが餌を食べないときはどうしたらいいですか?

環境が変わったストレスや温度管理の不備が原因のことがあります。まずは飼育環境を見直し、餌の種類を変えてみましょう。

Q2. 1か月の餌代はいくらかかりますか?

種類やサイズによりますが、小型種であれば月数千円、大型種になると1万円を超えることも珍しくありません。人工飼料を併用すればコストを抑えやすいでしょう。

Q3. トカゲの餌は何が1番おすすめですか?

種類ごとに異なるため一概には言えませんが、雑食性のトカゲであれば昆虫と野菜をバランスよく、昆虫食トカゲには栄養強化したコオロギやデュビアを中心に与えるのが理想です。

正しい餌と栄養管理でトカゲの健康を守ろう!

正しい餌と栄養管理でトカゲの健康を守ろう!

トカゲの餌について、種類や頻度、与え方などを紹介してきました。

本記事のポイントをまとめると以下のとおりです。

  • トカゲの餌は種類ごとに違い、昆虫食・雑食・草食に分かれる
  • 栄養の基本はタンパク質・カルシウム・ビタミンで、バランス管理が必須
  • 主食はコオロギやデュビアなどの昆虫、人工飼料や野菜・果物は補助的に利用
  • 人間用の食品(パン・ご飯・ハムなど)はNGで、代用できるのは一部の野菜や卵黄に限られる
  • 成長段階ごとに餌の内容や頻度を調整し、食べ残し処理や衛生管理も忘れずに行う

トカゲの健康は日々の餌で決まります。

種類に合った餌を選び、カルシウムやビタミンを補いながら、成長段階に応じた管理を行うことが重要です。

餌は単なる栄養補給ではなく、飼い主とトカゲをつなぐコミュニケーションの時間でもあります。

正しい知識を身につけて、長く健康に付き合える飼育ライフを楽しみましょう!

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フトアゴヒゲトカゲの餌の選び方と与え方を徹底解説!初心者でも安心

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フトアゴヒゲトカゲを健康に育てるためには、適切な餌の種類や量、与え方を知ることが重要です。

本記事では、コオロギや野菜・果物の選び方、餌の頻度や量、健康管理のポイントまでを徹底解説!

これを読めば、初心者でもフトアゴヒゲトカゲの餌管理に迷うことはありません。

飯島明宏先生

この記事の監修者

飯島明宏

高崎経済大学地域政策学部・教授 博士

高崎経済大学にて環境データサイエンスを専門に食糧問題から水生昆虫などあらゆる調査・研究を実施。また フードバイオプラス研究会の副会長に就任。 コオロギ食品および飼料原料の安全確保のための生産ガイドライン策定に関わりながら、 FUTURENAUT株式会社の役員として ペット用コオロギ餌の商品開発に尽力。

フトアゴヒゲトカゲの餌は何を与える?初心者必見の基本知識

フトアゴヒゲトカゲの餌は何を与える?初心者必見の基本知識

フトアゴヒゲトカゲはオーストラリア原産のトカゲで、温厚な性格から初心者にも人気のある爬虫類です。

飼育をしたいと考えたときにまず最初に気になるのは「どんな餌をあげればいいのか」という点でしょう。

彼らは雑食性で、野生では昆虫や植物をバランスよく食べています。

しかし飼育下では自然環境と同じ条件を再現することは難しく、飼育者が適切に餌を選ぶことが健康管理のカギとなります。

この章では、野生下での食性と飼育下での違い、必要な栄養バランス、さらに昆虫食と草食の割合の目安まで、初心者が最初に知っておくべき基本知識を紹介していきます。

野生下での食性と飼育下での餌環境の違い

自然界のフトアゴヒゲトカゲは、昼間に日光を浴びながら活発に動き回り、昆虫を追いかけて捕食します。

コオロギやシルクワームなどの小型昆虫のほか、時には小動物や花も食べることも。

そして乾燥地帯に生える野草や葉をかじり、体に必要なビタミンやミネラルを補っています。

一方、飼育下ではこれらの野生昆虫をそのまま再現できないため、ショップで販売されるイエコオロギやフタホシコオロギ、デュビアと呼ばれるゴキブリを利用したり、人工飼料やペレットを組み合わせて代替します。

さらに小松菜やニンジン、サニーレタスなど手に入りやすい野菜を使うことで、栄養バランスを整えていくのが一般的です。

給餌に必要なのは栄養バランス

フトアゴヒゲトカゲの健康には、動物性たんぱく質と植物性栄養素の両方が欠かせません。

昆虫からは成長に必要なたんぱく質を、野菜からは食物繊維やビタミンを得ます。

特にカルシウムは骨格形成に必須で、不足すると「くる病」と呼ばれる骨の病気を発症してしまうため注意が必要です。

カルシウムは、同時にビタミンD3を補給しなければ体内にうまく吸収されません。

そのため、日光浴や紫外線ライトの使用とあわせて、カルシウムパウダーを昆虫にまぶして与える工夫が推奨されています。

ちなみに、餌用昆虫に直接パウダーをまぶす方法は「ダスティング」と呼ばれています。

昆虫食と草食の割合はどれくらい?

フトアゴヒゲトカゲの食性は成長段階によって変化します。

ベビー期は急速に成長するため、食事の約7割を昆虫にし、残りを野菜や果物で補います。

ジュブナイル期に入ると昆虫と野菜の割合は半々程度となり、アダルト期では逆に野菜が主役となりますが、シニア期には代謝が落ちるため、野菜を中心に消化に優しい餌へ切り替えていく必要があります。

こうした割合を意識しながら、人工飼料や総合栄養食を組み合わせることで、栄養の偏りを防ぐことができます。

フトアゴヒゲトカゲが食べられるおすすめの餌!注意点も解説

フトアゴヒゲトカゲが食べられるおすすめの餌!注意点も解説

実際にどんな餌を選べばよいのか、主な種類と注意点を具体的に見ていきましょう。

1. コオロギ

フトアゴヒゲトカゲのもっとも一般的な餌はコオロギです。

イエコオロギは小型で動きが早く、嗜好性が高いためベビーにも適しています。

フタホシコオロギはやや大きめで栄養価が高く、成長期に役立ちます。

ただ、爬虫類はカルシウムが不足しやすいので、餌用コオロギにひと手間かける工夫が重要になってきます。

そのまま与えるのではなく、コオロギに野菜や人工飼料を与えて栄養を取り込ませる「ガットローディング」を行うのが基本です。

小松菜やニンジンを刻んでコオロギに食べさせておくと、フトアゴにとってもカルシウムとビタミンを含んだ「栄養満点のコオロギ」になります。

また、冷凍コオロギや乾燥コオロギであれば、給餌する前にカルシウムをまぶしてから与える「ダスティング」を行うとよいでしょう。

2. デュビア(ゴキブリ)

デュビアローチはゴキブリの一種ですが、衛生的に管理した状態で、ペット用として広く使われています。

脂肪が少なくバランスの良い栄養を含んでいるため、好んで利用する飼育者もいますが、ゴキブリを家に保管するという点でハードルを感じる飼育者が多いのも事実です。

跳ねないため逃げにくく、臭いも少なく鳴き声もほぼないため、室内で扱いやすい点がメリットです。

3. ミルワーム・シルクワーム

ゴミムシダマシ科の幼虫であるミルワームは、手軽に入手できる昆虫ですが、殻が硬く消化に負担がかかります。

与えすぎると肥満や腸閉塞のリスクがあるため、少量をおやつとして利用する程度にとどめるのが理想です。

ただし嗜好性は非常に高く、偏食気味の個体を食事に誘導する際には役立ちます。

その点、カイコの幼虫であるシルクワームは消化が良く、カルシウムも比較的多く含んでいます。

日本ではコオロギやミルワームに比べて入手しにくいですが、機会があれば栄養の幅を広げる目的で与えるのも良い選択肢です。

4. 人工フード|ペレットのメリット・デメリット

近年は爬虫類用の人工飼料やペレットが増えており、総合栄養食として開発された製品も登場しています。

保存性が高く、昆虫や野菜などの餌を準備できないときの強い味方になります。

ただし慣れないうちは食いつきが悪いこともあるため、水でふやかしたり、昆虫と一緒に与えて徐々に慣れさせる工夫が必要です。

5. 野菜・果物|おすすめリストと避けたい種類

野菜には様々な種類がありますが、中でも小松菜は、カルシウムが豊富でビタミン補給にも適しています

また、ニンジンは彩りもよく、βカロテンを含んでいるため免疫力の維持に役立ち、サニーレタスは消化が良く、繊維を補える点でおすすめです。

一方、注意したいのがホウレンソウ

シュウ酸がカルシウムの吸収を妨げるため注意が必要です。

果物では、糖分の少ないリンゴやブルーベリーは少量なら良いですが、バナナや柑橘類は与えすぎに注意しましょう。

アボカドは毒性があるため絶対に避けてください

フトアゴヒゲトカゲの餌選びのポイント

フトアゴヒゲトカゲの餌選びのポイント

フトアゴヒゲトカゲに何を食べさせるかは、単に「好きなものを与える」だけではなく、健康を長く維持するためにしっかりと正しい知識を持って餌選びをする必要があります。

特に、初心者に多い失敗は、嗜好性の高いミルワームばかり与えてしまうことや、扱いやすい人工飼料に頼りすぎてしまうことなどが挙げられます。

最初に意識すべきは「バランス」「安全性」「成長段階に合った選び方」です。

この章では、実際に餌を用意する際に押さえておきたいポイントを整理して解説します。

選び方のポイントは以下の4つです。

  • 栄養バランスを考える
  • 成長段階を意識する
  • 新鮮さと安全性を確保する
  • 多様な餌に慣れさせる工夫で食事のバランスをとる

それぞれ具体的に見ていきましょう。

栄養バランスを考える

昆虫(コオロギ、ミルワーム、シルクワームなど)からは動物性タンパク質を、野菜(小松菜・ニンジン・サニーレタスなど)からはビタミンやミネラルを補います。

人工飼料や総合栄養食を上手に組み合わせることで、偏りのない食事に近づけることができます。

成長段階を意識する

ベビー期には昆虫中心、アダルト期以降は野菜中心と、成長段階ごとに食性の割合を変える必要があります

年齢に合わない餌の与え方は、肥満や栄養不足を招きやすいので注意しましょう。

新鮮さと安全性を確保する

昆虫は必ず清潔な環境で管理されたものを使用し、野菜も新鮮で農薬の少ないものを選びます。

特に、野外で捕まえた昆虫は寄生虫や農薬のリスクが高いため、絶対に避けることが重要です。

多様な餌に慣れさせる工夫でバランスをとる

フトアゴは好みがはっきりしている個体も多く、偏食に走ることがあります。

ミルワームばかり欲しがる個体もいますが、健康のためには多様な餌を経験させ、少しずつ慣れさせてバランスのよい食事を摂らせましょう。

嗜好性も大切ですがフトアゴの健康を優先させた餌選びを!

【成長段階別】フトアゴヒゲトカゲの正しい餌の与え方!ベビーからシニアまで

【成長段階別】フトアゴヒゲトカゲの正しい餌の与え方!ベビーからシニアまで

フトアゴヒゲトカゲは年齢によって必要な栄養バランスや食事の量が変化します。

それぞれの時期に合った給餌方法を理解しておくことが重要です。

ベビー期

生後数か月のベビーは成長スピードが速いため、1日に3〜4回、昆虫を中心に与えます。

小さなコオロギやシルクワームを用意し、カルシウムパウダーを必ずまぶしましょう。

ジュブナイル期

半年を過ぎると食事の回数は1日2回程度に減らし、昆虫と野菜を半々にします。

小松菜やニンジンなどの野菜を多めに取り入れていくと、後々偏食を防げます。

アダルト期

1歳を超えると消化機能が安定し、野菜中心の食事に切り替えます。

週に数回、昆虫を与える程度にとどめると良いでしょう。

肥満防止のため、人工飼料や果物の量も調整が必要です。

シニア期

5歳を過ぎると代謝が落ちて消化もゆるやかになります。

小松菜やサニーレタスなど消化にやさしい野菜を中心にします。

昆虫はごく少量に抑えましょう。

フトアゴヒゲトカゲに餌を与える際のコツと注意点

フトアゴヒゲトカゲに餌を与える際のコツと注意点

フトアゴヒゲトカゲにとって、餌はただの栄養補給ではなく、健康や生活リズムを整える大切な要素です。

与え方を少し工夫するだけで、消化や嗜好性に大きな差が出ます。

また、注意点を理解しておくことで、トラブルや病気のリスクを大幅に減らすことができます。

この章では、給餌のタイミングや方法、食べ残しの処理、水分補給など、実際に餌を与えるときに知っておくべきコツと注意点を解説します。

給餌のタイミングを意識する

フトアゴは昼行性のため、活動が活発になる午前中から昼にかけて給餌すると消化がスムーズです。

ライトを点けてから30分〜1時間後に与えると、体温が上がって消化力も高まります。

夜間に餌を与えると消化不良の原因になるため避けましょう。

昆虫の大きさは「頭の幅」を基準に

与える昆虫は、フトアゴの頭の幅を超えないサイズが基本です。

大きすぎると喉に詰まったり、消化不良を起こすリスクがあります。

特にベビー期は小さなコオロギやシルクワームを選び、成長に合わせてサイズを調整することが大切です。

食べすぎ防止&適量の見極め方

基本は「15分以内に食べきれる量」を目安にします。

食べ残しが多い場合は量を減らし、逆にすぐに食べ終わるようなら少し増やして調整しましょう。

ピンセット給餌が便利

動きの速い昆虫はピンセットで与えると効率的です。

慣れてくればトングを見ただけで寄ってくる個体も多く、コミュニケーションの一環になります。

特にベビー期は動き回るコオロギを追いかけられないこともあるため、ピンセットを使って目の前で揺らすと反応が良くなります。

ジュブナイル期以降は自分で追いかける力がついてきますが、食べ残し防止のためにもピンセット給餌を併用すると効率的です。

食べ残し処理で健康を守る方法

ケージに残った昆虫はフトアゴを噛むことがあり、ストレスやケガの原因になります。

また、野菜や果物を放置すると腐敗して不衛生になるため、食後は必ず片付ける習慣をつけましょう。

水分補給はどうする?霧吹き&野菜活用

フトアゴは直接水を飲むのが苦手な個体もいます

そのため、サニーレタスや小松菜など水分を多く含む野菜を与えるのがおすすめです。

さらに霧吹きでケージ内に水滴を作ると、それを舐め取って水分補給ができます。

脱水症状を防ぐためにも大切な工夫です。

これだけは絶対NG!与えてはいけない餌リスト

これだけは絶対NG!与えてはいけない餌リスト

フトアゴヒゲトカゲは雑食性で多くのものを食べられますが、中には命に関わる危険な食材も存在します。

ここで紹介する餌は、健康を害するリスクが高いため絶対に与えてはいけません。

初心者ほど「少しなら大丈夫だろう」と油断しがちですが、取り返しのつかない事態を招くことがあるため注意が必要です。

  • 自然で捕まえた昆虫
    バッタやクモなど野外採集した昆虫は、寄生虫や農薬を持っている可能性があり危険。
    必ずペット用として管理された昆虫を利用しましょう。
  • 毒や刺激のある昆虫
    テントウムシ、カメムシ、ハチなどは毒素や強い刺激成分を含みます。
    与えると中毒や嘔吐、最悪の場合死に至ることもあります。
  • 消化に悪い野菜
    ホウレンソウ(シュウ酸がカルシウム吸収を阻害)、キャベツ(甲状腺腫を誘発する可能性)が代表的。
    頻繁に与えると栄養障害の原因となります。
  • 有毒な果物や植物
    アボカドはペルシンという毒素を含み、フトアゴには致命的です。
    観葉植物の中にも有毒種があるため、誤食に注意が必要です。
  • 糖分の多い果物
    バナナやブドウなどは糖分が多く、肥満や肝臓疾患の原因になります。
    与えるとしてもごく少量にとどめましょう。
  • 人間用の加工食品
    パン、チョコレート、スナック菓子などは塩分や油分が多く、フトアゴヒゲトカゲの体には全く適していません。
    中毒や内臓疾患を引き起こす恐れがあります。

フトアゴヒゲトカゲのよくある餌トラブルと対策!食べない・偏食・下痢の時は?

フトアゴヒゲトカゲのよくある餌トラブルと対策!食べない・偏食・下痢の時は?

どんなに丁寧に世話をしていても、フトアゴヒゲトカゲは食欲が落ちたり、偏食に走ったり、下痢をするなどのトラブルが起こることがあります。

初心者の多くは「何か重大な病気ではないか」と不安になりますが、必ずしもそうとは限りません。

環境や餌の内容を少し見直すだけで改善するケースも多いです。

ここでは、よくある餌トラブルとその解決策について詳しく解説します。

餌を食べないときの原因と対処法、偏食を防ぐ工夫、下痢や肥満の見分け方、そして病院に行くべきサインを理解できます。

餌を食べない原因と解決策

フトアゴヒゲトカゲが餌を食べないとき、まず確認すべきは「温度」と「光」です。

体温が十分に上がっていないと消化が進まず、自然と食欲も落ちます。

バスキングスポットの温度は38〜42℃を維持し、紫外線ライトが適切に当たっているかを確認しましょう。

また、ストレスも大きな要因です。

新しい環境に移ったばかりであったり、頻繁に触りすぎていたり、他のペットと同じ部屋にいるなどが原因で、食欲をなくすことがあります。

数日様子を見て、環境を整えた上でも改善が見られない場合は、寄生虫や病気の可能性もあるため、早めに動物病院に相談すると安心です。

偏食を防ぐ工夫

前述のように、フトアゴは好みがはっきりしていて、特にミルワームなど嗜好性の高い昆虫に偏りやすい傾向があります。

その結果、野菜を食べなくなることも珍しくありません。

こうした偏食を防ぐためには、幼少期から野菜を習慣的に与えることが大切です。

工夫としては、コオロギに細かく刻んだ小松菜やニンジンをまぶして与える「抱き合わせ給餌」や、昆虫と野菜を交互に差し出す方法が有効です。

また、人工飼料を水で柔らかくして野菜に混ぜ込むことで、食べ慣れないものを自然に口にさせることもできます。

消化不良・下痢のサインと対処法

健康なフトアゴの糞は、黒褐色の固形部分と白い尿酸部分に分かれています。

これが水っぽかったり、悪臭が強かったりする場合は消化不良や下痢のサインです。

原因としては、餌の与えすぎ、消化に悪い昆虫(大きすぎるコオロギやミルワームの殻)、低温による消化不良などが考えられます。

対処法としては、まず与える餌を小さめにし、量を控えめにして様子を見ましょう。

それでも改善がない場合や、体重が減っている場合は獣医師の診察が必要です。

肥満や痩せすぎを見分ける方法

肥満のフトアゴは尾の付け根や顎の下に脂肪が溜まり、動きが鈍くなります。

逆に痩せすぎの個体は背骨や骨盤が浮き出て見えるようになります。

毎日の観察に加え、定期的に体重を測る習慣をつけることで、肥満や痩せすぎを早期に見つけることができます。

肥満気味なら昆虫を控え、野菜中心に切り替えましょう。

痩せすぎの場合は、食欲不振の原因を探り、必要に応じて高栄養の人工飼料を補助的に与えるのも有効です。

病院に行くべき症状のチェックリスト

以下の症状が見られたら、早めに爬虫類に詳しい動物病院を受診しましょう。

  • 数日以上餌を食べない
  • 下痢や嘔吐が続いている
  • 急激な体重減少
  • 骨が曲がる、震えるなどのカルシウム不足のサイン
  • 目や口から分泌物が出る、ぐったりして動かない

こうした症状は放置すると命に関わることもあります。

自己判断で長く様子を見るより、早めに専門医に相談することが安心につながります。

フトアゴヒゲトカゲの餌の基本とコツを押さえてしっかり健康管理をしよう!

フトアゴヒゲトカゲの餌の基本とコツを押さえてしっかり健康管理をしよう!

フトアゴヒゲトカゲの餌について、種類や選び方、与え方のコツなどを紹介してきました。

本記事のポイントをまとめると以下のとおりです。

  • フトアゴヒゲトカゲは雑食性で、昆虫と野菜をバランスよく与える必要がある
  • 成長段階によって食性は変化し、ベビー期は昆虫中心、アダルト期以降は野菜中心へシフトする
  • 主食としてはコオロギやデュビアが優秀で、ミルワームはおやつ程度にとどめるのが安心
  • 小松菜・ニンジン・サニーレタスなどは栄養豊富でおすすめ、果物は糖分が多いため控えめにする
  • 人工飼料や総合栄養食は便利だが、慣れさせ方に工夫が必要
  • カルシウムとビタミンD3の補給は病気予防のために必須で紫外線ライトの設置も欠かせない
  • 与えてはいけない餌(野外の昆虫、アボカド、ホウレンソウ、人間用食品など)は必ず避ける
  • 食欲不振や下痢、肥満などのトラブル時は、環境や食事内容を見直し必要に応じて獣医師に相談する

フトアゴヒゲトカゲの健康は日々の餌選びに直結します。

昆虫・野菜・人工飼料をうまく組み合わせ、カルシウムやビタミンを欠かさず補給することが長寿の秘訣です。

成長段階ごとの食性の変化を理解し、偏食や食べすぎを防ぎながら管理することが、初心者でも安心して飼育を続けられるポイントです。

餌を通じて健康を守り、フトアゴとの生活をより充実させていきましょう!

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レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)におすすめの餌は?与え方のコツや食べない原因も解説!

レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)の餌にはいくつかの種類があります。

初めて飼育する方にとっては、何が良いのかよくわかりませんよね。

そこで本記事では、レオパにおすすめの餌や与え方、食べないときの対処法までわかりやすく解説します。

初心者の方はぜひ参考にしてください。

飯島明宏先生

この記事の監修者

飯島明宏

高崎経済大学地域政策学部・教授 博士

高崎経済大学にて環境データサイエンスを専門に食糧問題から水生昆虫などあらゆる調査・研究を実施。また フードバイオプラス研究会の副会長に就任。 コオロギ食品および飼料原料の安全確保のための生産ガイドライン策定に関わりながら、 FUTURENAUT株式会社の役員として ペット用コオロギ餌の商品開発に尽力。

レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)はどんな餌を食べる?

レオパはどんな餌を食べる?

通称「レオパ」と呼ばれているヒョウモントカゲモドキは、その可愛らしい姿と穏やかな性格から人気のあるペットです。

しかし、多くの飼い主が直面する問題の1つが「餌」の選び方です。

「レオパって昆虫しか食べないの?」「人工フードでもいいの?」

そんな疑問を持つ飼い主も多いのではないでしょうか。

レオパは、自然界においては昆虫を食べる生き物です。

よって、飼育下でもその習性を尊重し昆虫を主食として与える必要があります。

レオパの主な餌をまとめてみましょう。

  • 推奨の主食:コオロギ(イエコオロギ、フタホシコオロギ)・デュビア(ゴキブリの一種)など
  • 補助食:ミルワーム、乾燥昆虫など
  • 人工フード

また、レオパは捕食本能があることから、動く餌に対して強い反応を示します。

そのため、活き餌には食いつきが良い反面、乾燥昆虫や冷凍昆虫などの動かない餌は食べてくれないこともあります。

工夫次第で食べてくれるようになることが多いので、ペットの嗜好性を優先しつつ、環境や飼い主の状態に合わせて上手に餌を選択してコントロールしていきましょう。

【初心者必見】レオパにおすすめの餌5選!

【初心者必見】レオパにおすすめの餌5選!

ここからは、レオパにおすすめの代表的な餌を紹介するとともに、それぞれのメリットやデメリットなどを詳しくお伝えしていきます。

各餌の特徴や管理のしやすさなどを比較して、飼育中のレオパと自身の状態に合うスタイルを見つけてみてください!

餌の種類特徴注意点費用相場
イエコオロギ・流通量が多く入手しやすい
・動きが活発で狩猟本能を刺激
・栄養バランスがよい
・ガットローディングしやすい
・鳴き声や臭いが気になることもある
・脱走対策が必要
100匹
¥1,000〜2,000
フタホシコオロギ・タンパク質が豊富
・成長期のレオパにおすすめ
・比較的繁殖させやすい
・レオパを噛むことがある
・やや高価
・臭いが強め
100匹
¥1,500〜2,500
デュビア・臭いや音がほとんどない
・適度な脂肪分で栄養価も高い
・自家繁殖も可能
・長期的に見ればコスパが良い
・見た目がゴキブリ
・寒さに弱い
50匹
¥1,500〜3,000サイズによって異なる)
乾燥ミルワーム・常温で長期保存可能
・手を汚さずに給餌できる
・非常時のストック餌に便利
・食いつきが悪いことがある
・主食には不向き
50匹
¥500〜1,000
人工フード・保存性に優れている
・昆虫が苦手でも安心
・栄養バランス優秀
・衛生的で扱いやすい
・動かないため食べない個体も多い
・慣れさせる工夫が必要
50g
¥800〜1,200

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1. イエコオロギ

レオパの餌として最もポピュラーなのは、イエコオロギの活き餌です。

流通量が多いためペットショップや通販で簡単に入手可能で、迷ったらまずイエコオロギがおすすめ。

価格も比較的安定しているため、最初の基準餌として初心者にも扱いやすい餌です。

動きが活発でレオパの狩猟本能を刺激しやすく、食いつきが良いのも大きなメリットです。

また、栄養バランスも良く、ガットローディング(※)によって栄養価をさらに高めやすい点も魅力といえるでしょう。

一方デメリットとしては、控えめながら鳴き声や独特の臭いが気になる場合があります。

また、コオロギは動きが素早いため、飼育ケースや保管容器からの脱走には注意が必要です。

きちんとした蓋や通気口を備えたケースで管理することが大切です。

ガットローディングとは、餌となる昆虫に栄養価の高い餌を食べさせ、その栄養を間接的にペットに与える方法です。

2. フタホシコオロギ

イエコオロギよりも大きめでタンパク質を豊富に含み、栄養価も高い活き餌です。

特に成長期のレオパには栄養補給として適しており、丈夫に育てたい時期に重宝されます。

また、比較的繁殖させやすいため、自家繁殖に挑戦したい飼育者にも人気があります。

ただ、気性が荒くレオパを攻撃したり噛んだりすることがあるため、給餌の際には注意が必要です。

扱いやすさにおいてはイエコオロギよりやや難易度が上がります。

さらに、イエコオロギと比べて価格がやや高めで、独特の臭いも強いため、管理には工夫が求められます

 

3. デュビア(アルゼンチンモリゴキブリ)

レオパの餌として人気の高い昆虫のひとつです。

ただ、自治体によっては販売規制があるところもあります。

コオロギとは異なり臭いや鳴き声、音がほとんど気にならず、室内でのストックがしやすい点がメリットです。

栄養価も高く、適度な脂肪分を含んでいるので、成長期のレオパにも安心して与えられます。

また、繁殖させやすい性質を持っており自家繁殖が可能なため、長期的に見ればコストパフォーマンスが良い点も魅力です。

一方で、デメリットとしては、見た目がゴキブリであることから、抵抗を感じる飼育者も少なくありません。

また、寒さに弱いため、冬場は加温対策をしないと活動が鈍くなり、レオパが食べにくくなることもあります。

そのため、管理にはある程度の設備や工夫が必要になります。

4. 乾燥ミルワーム

保存性の高さと手軽さが魅力の餌です。

常温で長期保存が可能なため管理がしやすく、手を汚さずにそのまま与えられるので扱いやすいのが大きなメリットです。

また、非常時のストック用の餌としても便利で、予備として常備しておく飼育者も多いです。

ただ、動きがないためレオパによっては食いつきが悪いことがあります。

また、栄養バランスに偏りがあり、主食として与えるには不向きです。

基本的には補助的なサブ餌として利用し、活餌や人工フードと併用するのがおすすめです。

5. レオパ用人工フード

ペレット状やペースト状、乾燥タイプなどがあり、衛生的で保存性に優れた便利な餌です。

昆虫を触るのが苦手な飼育者でも安心して扱うことができ、栄養バランスも計算されているため、レオパに必要な栄養素を効率よく摂取させられます。

ただ、人工フードには動きがないため、ペットによっては狩猟本能が刺激されず受け付けない個体も少なくありません。

そのため、給餌の際には慣れさせる工夫が必要で、活き餌と併用しながら徐々に食べさせるのがおすすめです。

レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)に上手に餌を与える方法

レオパに上手に餌を与える方法

レオパに上手に餌を与える方法を紹介します。

タイミングや年齢別の頻度、餌のサイズなど、迷っている方や疑問に思っていることがある方は参考にしてください。

タイミング

レオパは夜行性の爬虫類。

そのため、昼間はほとんど動かずじっとしていることが多く、活動し始めるのは夕方以降です。

そうしたことから、餌を与えるタイミングは日没後〜夜間がベスト

具体的な目安としては、夏場なら19時〜22時頃、冬場なら18時〜21時ごろが適しています。

真夜中に餌を食べる個体も多いですが、できれば飼い主が観察できる時間帯に与えた方が安心でしょう。

レオパからのサインもチェック!

レオパがシェルターから出てきてうろうろしていたり、飼い主の行動に反応する様子が見られたら「餌タイム」の合図です。

レオパが餌を欲しがっているときに、タイミングよく与えてあげましょう。

また、尻尾を左右にふるような狩猟モードの仕草もサインの1つです。

年齢別の頻度

餌を与える頻度に悩む飼い主も多いことでしょう。

レオパは、成長段階によって必要な栄養量や代謝のスピードが異なっています。

そのため、年齢によって餌を与える頻度を上手にコントロールしていくことが非常に大切です。

ベビー期、ジュブナイル期、アダルト期に分けて、その頻度や量の目安などをまとめると以下のとおりです。

 

年齢頻度量の目安注意点
ベビー(〜6ヶ月)毎日

小さいコオロギ5〜10匹拒食に注意し必ずカルシウム補給
ジュブナイル(6ヶ月〜1年)2日に1回適量(尻尾が太くなる程度)食べすぎを防止し肥満に注意
アダルト(1年以上)3日に1回数匹 or 人工フード少量体型管理が最も重要

ベビー期(孵化〜6ヶ月)

ベビー期は、毎日1回、満腹になるまで小さな餌を少量ずつ分けて与えましょう。

個体差はありますが、5〜10匹前後が目安。

成長期のため、たくさんのタンパク質とカルシウムが必要になります。

食べたいだけ与えてOKです。

ベビーの拒食は深刻な事態になりかねないため、食欲不振が見られたら温度や体調をすぐにチェックしましょう。

 

ジュブナイル期(約6か月〜1年)

このくらいの時期からは、レオパが食べたいだけ与えずに、腹八分目を意識した管理が必要になってきます。

食欲旺盛でも食べ過ぎは肥満の元。

寿命が短くなったり繁殖障害を引き起こしてしまう可能性があります。

2日に1回の頻度を目安に、個体の体型を見ながら量をコントロールしましょう。

 

アダルト期(1年〜)

1歳を過ぎたレオパには、3日に1回程度の頻度で、数匹の昆虫や少量の人工フードを与えましょう。

痩せ気味なら量を増やす、太り気味なら減らすといったコントロールが必要です。

ただ、繁殖を控えているメスの場合は、大量のカルシウムを消費するため、やや頻度を増やしても良いでしょう。

餌のサイズ

レオパに与える餌のサイズは、大きすぎても小さすぎてもよくありません。

基本的なサイズの目安は、レオパの頭の横幅と同じか、それ以下の大きさが適切です。

大きすぎると喉に詰まらせたり、消化不良の原因になり、その後餌を拒むようになることもあります。

逆に小さすぎると、捕食スイッチが入りにくくなったり、栄養不足を招く可能性があるため注意が必要です。

ちなみに、成長段階に合わせたおよその餌のサイズの目安は次のとおりです。

 

ベビー期イエコオロギオロギSS〜Mサイズ
デュビアの小さめ(1cm以下など
ジュブナイル期イエコオロギM〜L
デュビアMサイズ
ミルワーム(中サイズ)など
アダルト期イエコオロギL〜成虫
デュビアM〜Lサイズなど

 

レオパにカルシウムパウダーは必要?

昆虫食がメインのレオパですが、自然界とは異なり、飼育下の餌昆虫だけでは栄養が偏りがちです。

特に、カルシウムは不足しがち

カルシウム不足は、骨が曲がったり柔らかくなってしまう「クル病」という代謝性骨疾患を引き起こす危険があります。

そこで頼りになるのが「カルシウムパウダー」です。

レオパの餌に直接パウダーをまぶして与えることで、必要なカルシウムをしっかりと摂取できます

レオパが餌を食べない時の原因&対処法

レオパが餌を食べない時の原因&対処法

レオパが餌を食べない時、特にベビー期の場合は2〜3日食べなければすぐに対処することが重要です。

ジュブナイル期であれば、4〜5日は様子を見るのもありですが解決策を練ることも同時進行しましょう。

アダルト期のレオパなら、痩せていなければ1週間程度様子を見てもよいでしょう。

ただ、尻尾が明らかに細くなってきたり、便に異常があるような場合にはすぐに対処、受診しましょう。

よくある主な原因をまとめると以下のとおりです。

  • 温度・環境が合ってない
  • ストレス・脱皮前など
  • 餌の種類の嗜好

温度・環境が合っていない

レオパは変温動物なので、周囲の温度によって食欲が大きく左右される生き物です。

ケージ内の温度が低すぎると、代謝が落ちて餌が消化できないため、食欲が落ちることがあります。

反対に、極端に高温の場合にも、脱水やストレスにより食べなくなることがあります。

また、飼い主の都合などで、昼夜の明暗のリズムが乱れが原因となっていることも考えられます。

いずれの場合も、ケージ内の温かい場所は28〜32℃、涼しい場所は25℃前後を目安に保ち、自然のサイクルを大切に、レオパにとって快適な環境づくりを心がけましょう。

ストレス・脱皮前など

レオパはデリケートな一面もあり、環境の変化や身体の状態によって一時的に餌を拒むことがあります。

例えば、ケージのレイアウトが変わったり、騒音や環境の変化などにも敏感です。

また、脱皮前は食欲が落ちやすく、脱皮してからも皮を食べるために一時的に餌を欲しがらなくなります。

新しい環境に置く場合には、慣れるまで数日〜1週間は静かに見守るようにし、脱皮前後は無理に餌を与えないようにしましょう。

餌の種類の嗜好

レオパは、個体によって嗜好性がはっきりしていることがあります。

活き餌に慣れていて、冷凍餌や乾燥餌、人工フードを食べなかったり、単一の餌に飽きがきてしまっていたりと様々です。

食べない原因は、必ずしも体調不良のような理由だけではなく、グルメ志向になっている場合もある、ということを覚えてきましょう。

レオパの餌に関するよくある質問

レオパの餌に関するよくある質問とそれに対する回答を紹介します。

Q1. レオパの餌の保存方法は?

A. レオパの主食になりやすいコオロギやデュビアなどの活き餌は、通気性のあるケースで飼育し、野菜やフードを与えて栄養価をアップさせましょう。

温度は20〜28℃前後を目安に、極端な高温・低温は避けることがポイントです。

乾燥餌や人工フードは、直射日光・高温多湿を避け冷暗所で保存可能です。

冷凍餌は-18℃以下の冷凍庫で保存しましょう。

Q2.レオパに餌を与えるのは昼間でも良いですか?

A. 昼間に与えると、レオパが寝ぼけた状態で食べないことが多いです。

無理に与えると、食べ残した餌がケージ内に残り衛生的にも良くありません。

特に、活コオロギはレオパを噛むことがもあるため、レオパが餌を食べるタイミングを狙って与えることが重要です。

Q3.レオパに与えてはいけない餌はありますか?

A. 与えてはいけない餌がいくつか存在します。

消化不良や中毒を起こすだけでなく、場合によっては命に関わることもあるので要注意です。

主なものは以下の餌です。

  • 野生で捕まえた餌:自然界のバッタ、クモ、コオロギなどは農薬や寄生虫を保持している危険性がある
  • 光を放つ昆虫:ホタルのような光を発する昆虫は毒素が含まれており、少量でも中毒死する
  • 硬すぎる昆虫:セミ、カブトムシ、クワガタなどは外骨格が硬く、消化不良を起こし腸閉塞を起こす危険性がある
  • 人間の食べ物:ご飯、パン、肉、果物など人の食べる物や植物は消化できない
  • 凍ったままの冷凍餌:低体温ショックや消化不良を起こす可能性がある

 

愛着から、ペットに自分の食事を与える飼い主も少なくありません。

ですが、一歩間違えると命に関わる危険性があります。

大変な事態を招かないためにも、レオパの餌は安心で安全なペット用昆虫食か人工フードを与えるよう徹底しましょう。

レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)の餌は個体に合った種類と与え方がキーポイント!

レオパの餌は個体に合った種類と与え方がキーポイント!

いかがでしたか?

レオパにおすすめの餌を紹介するとともに、与え方のコツや餌を食べない原因&対処法などをお伝えしてきました。

本記事のポイントをまとめると以下のとおりです。

  • レオパの推奨主食は餌用コオロギ
  • 人工フードや動きがない餌は個体によって嗜好が分かれる
  • 乾燥ミルワームは長期保存食として便利に使える
  • レオパに餌を上手に与えるポイントは「タイミング」「それぞれの個体に合った餌のサイズ」「成長に合った頻度」など
  • レオパが餌を食べない原因は、温度・環境が合っていないことやストレス・脱皮前などの理由がある

レオパの健康を維持するためには、適切な餌の種類・サイズ・与える頻度を理解して、成長段階や体調に合わせた管理をすることが大切です。

特に初心者の方は、まずは「餌用コオロギ」のような安全な昆虫や人工フードを中心に与え、カルシウムパウダーやビタミンを適切に補うことから始めましょう。

レオパが餌を食べない時にも、慌てずに環境やタイミング、ストレス要因などを確認していけば、解決することも多いです。

飼育中のレオパに合った餌と与え方を見つけて、ストレスのない環境で健やかに育ててあげましょう。

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