コオロギレシピグランプリ2023の試食審査会を開催いたしました

 

コオロギパウダーを使ったレシピの出来栄えを競うイベント、コオロギレシピグランプリも今年で4年目を迎えました。
今年は100人の参加があり80を超えるレシピの投稿がありました。

コオロギレシピグランプリは以下の3つの目的で開催をしております。

1.コオロギパウダーを実際に使っていただく機会を作ることで、昆虫食品原料に対する消費者の理解を促す。
2.考案したレシピを参加者ご本人のSNSから発信していただくことで、一般消費者の声を通した情報の水平展開を促し、より広い消費者層にリーチする。
3.レシピを集積し、コオロギパウダーを使った加工食品への利用可能性を拡大する。

今回はコオロギパウダーを用いて、「道の駅やパーキングエリアなどで提供されることを想定したレシピ」をテーマにレシピを募集いたしました。
今回はスポンサーいただいたファインシンター社で加工したコオロギパウダーを参加者に送付し、参加者にレシピを投稿いただきました。
書面による一次審査の結果8つのレシピが試食審査に進みました。
https://plusmirai.com/2023final/

特別審査員に内山昭一先生をお呼びし、レシピを再現した料理を試食しながら審査を行います。

【再現したレシピ】

料理の写真に使用しているお皿はtoool さまからお借りしました。

グランプリ ザ・ファイナルでは以下の4つの観点で試食および、審査を行います。

① オリジナリティがあること
② 家庭で作れるレシピであること
③ コオロギパウダーの食材としての利点を活かしていること
④ コオロギパウダーを活かした美味しい料理になっていること

 

 

厳正な審査の結果、決選投票まで行った結果「ミライのおやつ」がグランプリとなりました。
おめでとうございます!

特別審査員の内山先生からは、
「日本人に馴染みがある佃煮をアレンジしたレシピや、さまざま工夫が凝らされたレシピがある中、グランプリのレシピはコオロギ感がありつつ新しい食べ方としてグランプリに相応しい。」

審査員のファインシンター渡辺様からは
「2年前に参加したときよりさらにおいしく、分量や材料の選定にもこだわりを感じた。参加者のようにイエコオロギとフタホシコオロギ風味の違いを活かした料理を自分でも作りたい。」

と講評をいただきました。

今年もレシピグランプリにご参加の皆様、ご協力いただきました事業者の皆様ありがとうございました。