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コオロギレシピグランプリのご報告

 

代替たんぱく源として期待が高まる食用昆虫。

 一方で多くの人が抵抗感を持っています。

その抵抗感を減らし社会理解を形成することを目的としたレシピコンテスト、「コオロギレシピグランプリ」が開催されました。

 

食用コオロギを粉末化したパウダーを活用し、美味しい料理を考案してSNSで発信する消費者参加型イベントで、高崎経済大学発ベンチャーのFUTURENAUT合同会社が企画。

全国各地から372の様々なコオロギレシピが応募されました。

 

この中から、もっとも優れたグランプリを決める試食審査会「グランプリ・ザ・ファイナル」が8/15に前橋市(前橋市創業支援センター)で開催されました。

協賛各社から推薦されたイチオシのレシピ16品を実際に再現し、

特別審査員として昆虫食研究家の内山昭一先生をお招きして試食審査を実施しました。

 

 

審査の結果、「大地のパスタ〜コオロギのペペロンチーノ」が見事グランプリに選ばれました。

コオロギパウダーの特有の旨味を引き出しつつ、肉を使わず豆腐と組み合わせる工夫が高く評価されたようです。

 

 

 

準グランプリとしてはこちらの「和風コオロギクリームリゾット舞茸を添えて」が選ばれました。

 

 

「コオロギパウダーを入れたものと入れてないものを比べて美味しくなったかどうか」

をしっかり検証してくれた上で応募してくれたと聞いています。

非常に味が深くコオロギパウダーのコクが生きる、ご家庭でも試してほしい一品です。

 

8/19にはSNS上で最も拡散されたレシピに贈られるベストインフルエンサー賞、

協賛各社から贈られるスポンサー賞も決定し、グランプリは閉幕しました。

 

このような消費者起点のイベントを通じて、食用昆虫が「新しいたんぱく源」として受け入れられるミライを実現したいと考えています。

・キャンペーンサイトはこちら
https://plusmirai.com/recipe-gp/

・参加者から応募されたレシピはこちら
https://plusmirai.com/recipe-list/

・ファイナリスト一覧はこちら
https://plusmirai.com/finalist2020/

・スポンサー賞受賞者一覧はこちら
https://plusmirai.com/sponsor-award2020/

・グランプリ ザ・ファイナル当日の様子はこちら
https://plusmirai.com/grandprix-final/

 

 

 

毎週木曜日 昆虫食品入門セミナー開催中

 

次世代たんぱくの普及は食品業界共通の課題ですので、取り組みを予定している事業者さまも多くいらっしゃることと思います。

  

とはいえ、昆虫食品の導入はなかなかハードルが高く、

「もう少し情報収集が必要かな・・・」

と感じている事業者さまも大勢いらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

弊社は高崎経済大学発ベンチャーとして、昆虫食品マーケティングのサポート事業を展開しておりますので、この分野の様々な情報をご提供できるものと確信しております。

 

また研究室として昆虫食の調査から研究、会社として原料の調達、商品開発、販売を行ってきました。

  • 現地調査でしか知れないこと
  • 製品を開発して分かったこと
  • 昆虫食品を販売してお客さまの反応でわかったこと
  • マーケティング研究で明らかになった消費者像

が多く蓄積されております。

 

そこで、オンライン会議システムzoomを使った「昆虫食品・入門セミナー」へのご案内です。

入門セミナーでは、以下の内容を中心に、『昆虫食品が世界的に注目されているワケ』を解説いたします。また、弊社のリサーチ資料等も提供いたします。

  

  • 基礎知識 「そもそも昆虫食って…?!」
  • 昆虫食の現在 「世界中で代替たんぱく質がトレンドに?」
  • 原料と商品開発 「コオロギパウダーを使った食品の新しい付加価値」
  • マーケティング分析 「誰に、どのように売る??」

 

 

このセミナーは、

  • 昆虫由来食品の開発を検討している
  • 昆虫食製品の販売戦略に課題を抱えている
  • 社内理解の醸成に課題を抱えている
  • 昆虫食に興味がある

方に向けた構成になっております。

入門的内容ですので、食品事業者の方はもちろん、興味があるので知りたいという勉強熱心な方のご要望にもダイレクトにお応えできる内容です。

 

○参加費

 11,000円(税込)

※法人の方…翌月払い等、ご相談がある場合は備考欄にお書きください。

個人の方…セミナー前日までのお振込をお願いいたします。

   

 

参加方法

こちらの申し込み用紙にご記入の上 order@futurenaut.co.jp までお送りください。

お申し込み期限は、開催日の前々日17:00までとさせていただきます。

セミナー参加申込用紙ver1.1

 

お申し込みの際にご記入いただいたメールに請求書をお送りいたします。

振込日が確定次第、zoomの参加キーをメールでお送りします。

 order@futurenaut.co.jp からのメールが受け取れるように設定のご確認をお願いいたします。

 

コオロギパウダーを使った製品開発をお考えの事業者の方へ

次世代たんぱくの普及は食品業界共通の課題となっており、注目されている事業者様も多くいらっしゃると思います。

とはいえ、昆虫食品の導入はなかなかハードルが高く、

「もう少し情報収集が必要かな・・・」

と感じている事業者様も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?

 

弊社は高崎経済大学発ベンチャーとして、昆虫食品マーケティングのサポート事業を展開しておりますので、この分野の様々な情報をご提供できるものと確信しております。

・昆虫由来食品の開発を検討している

・昆虫食製品の販売戦略に課題を抱えている

・社内理解の醸成に課題を抱えている

・昆虫食に興味がある

事業者様向けのセミナーやご相談も受け付けておりますので、お気軽に info@futurenaut.co.jp までご連絡ください。

コオロギレシピグランプリ についてはこちら

 

「昆虫ってどこで買えるの?」

「興味あるけど高いよね…」

「自分で作る料理に使ってみたい」

 

会社設立から1年、そんな声をたくさん聞きました。

TVや雑誌、新聞で昆虫食が取り上げられるようになったと言っても、肉や、魚のようにスーパーに並んでいる食品でもないし、当然安い商品でもありません。

しかし、タンパク質が不足する未来はどんどん近づいていて、少しでも早く昆虫由来の食品を普及していく必要があると考えています。

 

それで今回企画したのがこのキャンペーンです。

 

その名も

「コオロギレシピグランプリ おうち時間でプラスミライ 」

 

次世代のタンパク、「コオロギパウダー」をより手に取ってもらい、身近に感じてもらうことで、これからの昆虫食市場を盛り上げていきたいという思いで企画しました。

なかなか手に入りづらいコオロギパウダーですが、今回は協賛各社のご協力もあり、無料で100g提供いたします。 

 

そのパウダーを使って、自分の手で料理をしてもらうことによって、よりこの食品に興味を持っていただけたら嬉しいです。

さらにその感想を皆さんから発信してもらうことによって、昆虫の食用利用の社会理解を深めていただきたいと思っています。

 

 

さらに、その作ったレシピをSNSで発信、応募で豪華協賛品があたります! 

グランプリはなんと…「タイのコオロギ農家視察ツアー」がもらえます。

豪華賞品を目指して、未来の料理を作ってみませんか??

 

ご応募お待ちしております。

応募は下のリンクから!!

詳しくはこちらのキャンペーンサイトをご覧ください。

パウダー応募締め切り :先着500人まで
レシピ応募期間: 7/31まで(締め切りました)
当選者発表 :8月下旬より順次 

 

よくあるご質問

 

そもそも昆虫の食用利用って・・・?

昆虫は次世代のタンパク源として注目されています。
食料危機に備えて、国連やアメリカ、EUなどが昆虫食を推進しています。
環境に優しく生産でき、持続可能な未来のタンパク源です。

 

なんで食料危機だと昆虫食べないといけないの?

現在のタンパク源である「畜産」は非常に環境負荷をかけています。
牛肉1kgの生産に20kgもの餌、
22000L(風呂100杯分)が必要という国連のデータがあります。
加えて生産の際に発生する温室効果ガスの排出量は、
地球全体の二酸化炭素の排出量の18%を占めています。
 
一方、コオロギは1.5~3kgほどの餌から1kg生産でき、
非常に効率よく生産することができます。
このことから、次世代のタンパク質として注目されています。

 

なんでイナゴじゃなくて、コオロギなの?

生産方法が確立しているのがコオロギだからです。
イナゴは日本で伝統的に食べられてきましたが、
養殖が難しいという問題があります。
一方、コオロギは高過密で養殖でき、非常に効率よく生産できます。

野生の昆虫は安定的に生産できなないことや、
安全性の確保が難しいことから、養殖されたコオロギを使っています。

 

コオロギはどこから採ってくるの?!

私たちが使用しているコオロギパウダーは、タイから輸入しています。
タイではコオロギの養殖が盛んに行われています。
養殖されたコオロギはアメリカやヨーロッパに輸出されます。

食用に育てるために、飼育ゲージの中で、
餌は鶏に与えている配合飼料(トウモロコシや大豆など)
を細かくすりつぶしたものを与えています。

 

なんで国内産のコオロギを使わないの?

あえて私たちはタイ産にこだわっています。
その理由はこちら・・・

 

食べて安全なの?

コオロギはイナゴの仲間で食用に適しています。

安全性の確保のため、コオロギパウダーはGMPやGAPといった
食品の安全規格を取得した工場で加工しています。